外食したとき、料理を注文しすぎて、出てきた食事の量が多すぎると、大量の食品を残し、無駄になってしまうという状況が頻繁に起こっている。

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外食したとき、料理を注文しすぎて、出てきた食事の量が多すぎると、大量の食品を残し、無駄になってしまうという状況が頻繁に起こっている。商務部(省)などの部門はこのほど、飲食業界に対して質素・倹約を励行するよう望む通知を発表した。北京の各飲食店は、この呼びかけに応じ、ビッグデータの分析を通じ、「半人分の食事」などの様々なやり方で食品ロス軽減に努める取り組みを始めた。また、厨房の衛生問題をめぐり、海淀区にある2613店の飲食店は、オンライン生配信をスタートさせている。

火鍋チェーン店「呷哺呷哺(しゃぶしゃぶ)」の担当者は6日、「弊社は、店で料理を提供する前に、ハイテクツールを用いて、仕入れ・注文・貯蔵などの各プレセスで『精密かつ正確』な食材調達を徹底している。ビッグデータ分析によって、毎日の食材使用量が自動計算され、店が出す注文書が作成される。店側は、オフィス街や住宅の実情に応じてさらに微調整を行い、毎日の仕入れについて精密かつ正確な量を確保する」と話した。また、「呷哺呷哺」は、食品ロスを減らす試みとして、「おかず二品セット」というメニューを設けている。この方法によって、同社は年間2千万元(約3億3千万円)を節約しているという。

四川料理「眉州東坡」は、付近のオフィスビルに努めているビジネスマンをターゲットとして、個人・大人数向けビジネスランチを提供し、食品ロスを削減している。

このほか、北京市は現在、「陽光餐飲(サンシャイン・レストラン)」プロジェクトを推し進めている。動画や透明な壁などを利用して市民に厨房を「開放」するよう飲食企業に促している。また、インターネットを通じて、市民が携帯端末で厨房での作業状況をリアルタイムで見ることができるスタイルも推し進めている。

すでにアプリ「海淀陽光餐飲」がリリースされており、市民は、アプリをダウンロード・インストールすれば、同アプリに登録されているレストランの厨房の生配信映像を視聴することができる。

海淀区食品薬品監督管理局の担当者は、「海淀区には約7千店の飲食店があり、このうち2613店がアプリに登録されている。向こう3年で同区内の全飲食店を組み入れることを目標にしている」と話した。(提供/人民網日本語版・編集KM)