チームが絶好調なことも影響してなのか? モウリーニョの口から前任者たちへの苦言が漏れた。 (C) Getty Images

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 ジョゼ・モウリーニョ体制2年目のマンチェスター・ユナイテッドは、好スタートを切ることに成功した。現地時間9月9日のプレミアリーグ第4節では、ストークと敵地で2-2と引き分け、開幕からの連勝こそ3で止まったが、勝点10で首位と上々の滑り出しを見せている。
 
 周知のように、マンチェスター・Uは、2013年5月にサー・アレックス・ファーガソン元監督が勇退して以降、思うように結果を残せていない。後任のデイビッド・モイーズは1シーズンももたず、さらにルイス・ファン・ハール前監督も2015-16シーズンにFAカップのタイトルこそ獲得したが、2シーズンで解任された。
 
 だが、ファン・ハールの後を継いだ昨シーズンのモウリーニョ体制下でマンチェスター・Uは、プレミアリーグでは6位に終わったが、リーグカップとヨーロッパリーグ(EL)で優勝して2冠。EL制覇で今シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得した。名門復活への気運は、確実に高まっている。
 
 そんななか、モウリーニョは、英紙『サンデー・タイムズ』で、「ほかのクラブが進化していたときに、このクラブでは進化がなかった」とコメント。「チームを成功させるためのあらゆる分野で、当時は止まってしまっていた」と、ファーガソン退任以後のクラブが停滞していたと指摘した。
 
「当時は重要な分野で進化がなく、クラブが空白期間にあるようだった。選手たちや監督、経営陣やおそらくオーナーまで、両肩に過去の重圧があったんだ。勝ちまくるのに慣れていて、突然それが止まれば、全てが重荷のようになるからね」
 
 だが、自身の就任から1年が経過し、モウリーニョは人員構成を大きく変えることなく、内部の改革を果たすことができたと胸を張っている。
 
「今の我々にはより良い労働条件がある。医療部門も、分析部門も、スカウト部門も、広報部門もね。そして多くの場合、人を変えることなくそれを実現した。これは非常に重要なことだ」
 
 いずれも前任者たちに対する手厳しい批判の言葉とも捉えられるが、モウリーニョはマンチェスター・Uを栄光へと導き、モイーズやファン・ハールとの違いをさらに示せるのだろうか。