宇佐美、1年半で評価額60%下落の現実 独2部の新天地でキャリア再構築へ

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アウクスブルクでの不振響き市場評価額下落も…独2部ウニオン戦でデビュー弾

 今季ドイツ1部アウクスブルクから同2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへと期限付き移籍した日本代表FW宇佐美貴史は10日に行われたウニオン・ベルリン戦に途中出場し、チームの窮地を救う同点ゴールを決めた。

 日本サッカー界期待の天才と期待されたドリブラーは2部からのキャリア再構築を図るなか、最高の一歩を踏みしめたが、1年半で評価額が60%ダウンという現実に直面している。

 宇佐美はデュッセルドルフで最高の船出を果たした。後半29分に登場すると、1点ビハインドで迎えた同39分に魅せた。左サイドのロングスローから空中戦でファーサイドにいた宇佐美がタイミングよく走り込んで右足アウトサイドで技ありゴールを決めた。宇佐美のデビュー弾で勢いに乗ったデュッセルドルフは3-2で逆転勝利に成功した。

 そんな宇佐美だが、移籍市場では厳しい評価が下されている。ドイツ移籍専門サイト「トランスファーマルクト」による最新版の評価額では、アウクスブルク在籍時の2016年2月段階で250万ユーロ(約3億2000万円)がピークだった宇佐美は、現在100万ユーロ(約1億3000万円)まで下落している。

 ガンバ大阪からドイツ王者バイエルンに期限付き移籍した2011年7月の評価額は150万ユーロ(約1億9000万円)。150万ユーロを割ることがなかった宇佐美だが、昨季アウクスブルクで11試合出場ゴールゼロに終わった不振が響いた形だ。

 1年半で評価額が60%下落した宇佐美だが、新天地デュッセルドルフでV字回復を果たせるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images