【ソウル聯合ニュース】韓国関連書籍を手掛ける東京の出版社クオンが11日、日本の読者を対象に1980年の光州民主化運動(光州事件)ゆかりの地を巡る文学紀行を11月11〜14日に行う計画を明らかにした。

 クオンは韓国文学作品の日本語版を出版するほか、読書討論会を主催するなど、韓国文学を広く知ってもらうための取り組みを進めている。

 11月の旅には、光州民主化運動を描いた小説、韓江(ハン・ガン)氏の「少年が来る」日本語版の読者と、出版社やメディアの関係者、約30人が参加する。

 光州出身である韓氏の父スンウォンさんから、「5・18(光州民主化運動)の歴史と全羅道、そして文学」をテーマにした講演を聞き、光州民主化運動関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産登録を目指す関係者の案内で全南大や陸軍教育施設の尚武台、国立5・18民主墓地、旧全羅南道庁付近などの現場を回る。光州市立美術館なども訪れた後、全羅南道・麗水にも足を延ばす予定だ。

 クオンの金承福(キム・スンボク)代表は「(光州民主化運動について)事前に学んだ読者が現場を訪れることで作品と韓国をより深く理解できるよう企画した」と説明した。