ホームレスの販売員が都市部の路上で販売する雑誌『ビッグイシュー日本版』は、9月11日に創刊14周年を迎えたことを記念して、雑誌1冊をまるごとダウンロードできるキャンペーンを開始しました。

『ビッグイシュー日本版』は、ホームレスの人たちに仕事を提供して自立を応援する事業として、2003年9月に雑誌の販売を開始。販売員は1冊350円を販売すると、半分以上の180円を収入にできるという仕組みになっています。2017年6月までに累計773万冊を販売、ホームレスの人たちに11億5253万円の収入を提供してきたそうです。

その一方で、路上生活者は2003年の2万5296人から2017年には5534人と減少し、販売員と共に販売部数が減少しているのが現状とのこと。販売員がいない地域に限定して定期購読制度を開始しているほか、これまで雑誌を手に取ったことがない人が1号丸ごとの誌面を読めるように同キャンペーンを企画しました。

10月10日まで、反響が大きかったという第307号(3月15日発売)のダウンロードが可能。“ただめし”の提供、外国人市民が日替わりシェフになる、多様な性の人々が集まる、手話が公用語というユニークな食堂をテーマにした特集記事『どこにもない食堂――誰もがふさわしい場』が読めるほか、俳優ヴィゴ・モーテンセンさんのインタビュー記事などを収録しています。

これまで気になっていたけど読んだことがないという人や、販売員に声をかける勇気がなかったという人は、この機会に一読してみては。

『ビッグイシュー日本版』創刊14周年のご挨拶と「1冊丸ごと」記念企画 | ビッグイシュー日本版
https://www.bigissue.jp/2017/09/3718/

画像:『ビッグイシュー日本版』ウェブサイトより引用

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