小澤征爾、内田光子、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が、9月8日に【セイジ・オザワ松本フェスティバル】で共演した。

【セイジ・オザワ松本フェスティバル】写真(全6枚)

 小澤征爾と内田光子は、本フェスティバルの前身である【サイトウ・キネン・フェスティバル松本】で2006年に共演して以来、松本市では11年ぶり。当日は、SKO弦楽アンサンブルが豊嶋泰嗣をコンサートマスターとした指揮者無しのグリーグの組曲「ホルベアの時代より」で見事なアンサンブルを披露。そして、SKO管楽器奏者がR.シュトラウス「13管楽器のための組曲」で、軽快なメロディを奏でた。

 休憩をはさみ、満を持して登場した内田光子、小澤征爾、SKOはベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」をスタート。内田は、腰の怪我により9月4日に予定されていた同フェスティバルでのソロコンサートを中止していたが、怪我の様子を微塵も感じさせない力強い演奏で、満席の約2,000人が埋め尽くしたキッセイホールは、SKO、小澤、内田の鬼気迫る熱演にくぎ付けになった。そして約40分の演奏の後、スタンディングオベーションが約15分にわたり続いた。


◎公演情報【オーケストラ コンサートCプログラム】
2017年9月8日(金) 
キッセイ文化ホール
グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」作品40(指揮者無し)
R.シュトラウス:13管楽器のための組曲 変ロ長調 作品4(指揮者無し)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:小澤征爾
ピアノ:内田光子