結婚で失敗しないためにできることは?結婚後の後悔をチャンスに変えるコツも

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理想の結婚を叶えたつもりでも、こんなはずじゃなかった!と思う人は意外と多いかもしれません。

既婚女性たちは結婚後、失敗したと感じた時、どのように乗り越えているのでしょうか?「失敗だった」と後悔しないため、結婚前にできることとは?実例を交え、考えていきましょう。

■この結婚は失敗だと思った瞬間


結婚は、1組の男女とその周りにいる多くの人が縁を持つ大きなイベント。義理の両親や兄弟など、自分を取り巻くギャラリーが増えることで、干渉されていると感じる既婚女性は少なくないようです。

・「結婚が決まった途端、子どもは?マイホームは?仕事はいつまで続けるの?と義母に質問攻めにされました。プライベートなことにも土足で踏み込んでくるので、正直、疲れます」(28歳/営業事務)

好きな人と結婚できて一安心!と思いきや、結婚後に初めて知る彼の意外な一面に驚かされている既婚女性も多く見られました。

・「子どもが生まれてみると、彼が全く子育てに協力してくれなくて…。付き合っている時は、子どもが苦手って感じでもなかったので、意外なワナでした」(31歳/専業主婦)

子育ての他にも
・金銭感覚の不一致
・仕事に対する考え方

など、一緒に生活をする上で避けては通れない話題で、彼と意見が合わないというケースも珍しくない様子。

■どうやって乗り越えればいい?


失敗した!と思っても、結婚生活を壊したくはない。そんなとき、世の既婚者カップルは、どのようにして乗り越えているのでしょうか。

・「出産後も仕事を続けたいと言ったら反対した彼。気まずい空気の中、『本音を言ってほしい』と話し合いの場を持ちました。子どもや私を大事に思うがゆえのことだったとわかり、ふたりの絆をより深めるきっかけになりました」(30歳/広告代理店勤務)

・「なかなか子どもに恵まれず、ふたりの仲も険悪に。投げやりになっていた私を見て、彼が何年かぶりにデートに誘ってくれたんです。焦る気持ちを忘れることができ、良い気分転換になりました」(31歳/化粧品販売)

結婚前もいろいろ大変ですが、結婚してからも問題は山積み、というカップルも。でも、どんなピンチも、ふたりの仲をより深めるためのチャンスに変えられれば、失敗したと感じることはなくなるかもしれません。

■脱・失敗!結婚前にできること


年齢などを理由に焦って結婚すると、相手の家族構成などまで把握できないこともあります。交際期間が短くても、結婚を考えるならポイントを絞ってチェックしておきましょう。そうすれば、ある程度の不安は払拭できるはず。

・義両親との付き合い方
・相手の収入と今後の自分の働き方

については、交際の当初から意識のすり合わせをしておくと安心です。

・「彼は長男なので、結婚後の義両親との付き合い方に不安がありました。それとなく聞いてみると、実家の近くに住んでいる弟家族が、ご両親の面倒を見てくれているとのこと。将来に対する不安が薄れ、聞いてみて良かったと思いました」(32歳/教師)

・「付き合って早々に年収を聞くのもな…と聞けずにいましたが、彼が車の買い替えを考えているという話題から、思い切って聞いてみることに。手取りはそう多くはありませんでしたが、毎月、財形貯蓄もしていると知って、将来の話もしやすくなりました。私は結婚後も仕事を続けたいので、彼とはよく仕事の話もします」(24歳/看護師)

日々の会話の中にあるちょっとしたきっかけを逃さず、気になる点は早めに確認することをオススメします。

■終わりに


多くの場合、「絶対に失敗したくない!」という想いが、事態を難しくさせているのかもしれませんね。
慌てず焦らず、気になる点はさりげなく聞いてみてください。不安をひとつずつ解消していけば、幸せな結婚をグッと引き寄せられることでしょう。

ライタープロフィール


tomo
大手企業で営業・事務として働きながら結婚、出産、職場復帰を経験。ワーママライフに悪戦苦闘しつつ、フレキシブルな働き方を求めてライターに転向。20代30代と2度の大病を乗り越え、少々ぶっ飛んだ悟りの境地に到達。と思いきや、日々つまづきまくりのまだまだ修行中アラサーです。これまで出会ったおもしろキャラや、山あり谷あり人生がライティングの糧となっている今日この頃。仕事に恋に悩める乙女たちに、若き日の自分を重ね、エールを送ります。