インドの首都ニューデリー近郊グルガオンにある学校前で、職員からの性的暴行に抵抗した男児が殺害された事件に抗議する人々(手前、2017年9月10日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドの首都ニューデリー(New Delhi)近郊の学校で、職員からの性的暴行に抵抗した男児(7)が殺害される事件があった。現場周辺では10日、学校の閉鎖を求めて数百人が抗議活動を行い、警察と衝突したうえ、酒店を全焼させるなどした。

 事件が起きたのはグルガオン(Gurgaon)にあるライアン・インターナショナルスクール(Ryan International School)。8日、刃物で喉を切られた男児の遺体がトイレで見つかった。警察によると、数時間後にスクールバスの係員の男を逮捕し、男は男児に性的暴行を加えようとして抵抗されたため襲ったことを認めたという。

 事件に憤慨した保護者らが同日、学校の経営陣に対する刑事責任を追及して学校の建物の一部を破壊。翌9日にも学校に乗り込もうと試みた。

 10日には、抗議に集まった人々が再び学校に乗り込もうとしたところを警察に阻止され、その後、近くの酒店を襲撃した。当局によると、この衝突で複数のけが人が出た。

 近隣住民はテレビ局の取材に、この酒店が標的とされたのは、複数の学校職員が開校時間内に酒を飲んでいるところを目撃されていたためと語っている。

 保護者らは、学校の運営認可の取り消しを求めている。当局は学校に対し、暴力行為を防ぐため、当面の間は閉鎖するよう命令を出した。

 インドではニューデリーの学校でも9日、教室内で女児(5)に性的暴行を働いた容疑で男が逮捕されている。
【翻訳編集】AFPBB News