12星座【忖度】ランキング 蠍座は「言われる前に動く」がモットー!

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 「忖度」と書いて「そんたく」と読みます。少し前に政治とカネの世界で話題になった言葉です。相手の気持ちを推し量って配慮するという意味。私たち一般人の中にも、忖度する人が存在します。12星座ランキングにて紹介しましょう。

■第1位 蠍座……「言われる前に動く」がモットー
 相手に対して配慮するには、まず「相手が何を望んでいるのか」を考える必要があります。卓越した洞察力を持つ蠍座の得意分野といえるでしょう。蠍座は、「言われてから動く」のではなく、「言われる前に動く」ことができる星座です。動いた後も、恩着せがましい発言をすることなく、己の忖度に相手が気づくのをどっしり構えて待つことができます。出世街道を地道に歩むタイプなのです。

■第2位 蟹座……全行動の大前提が「良かれと思って」
 冒頭で忖度の意味を説明しましたが、ピンとこない人も多いのでは? わかりやすく言うと、「よかれと思って」に則った行動が忖度です。12星座イチ世話好きな蟹座の行動は、そのすべてに「よかれと思って」という大前提があります。たとえば応接室に来客があった際も、「お茶出しは若い子がやったほうが、お客様もうれしいだろうから」と、若くてかわいい新入社員に任せるようなタイプです。

■第3位 魚座……忖度と自己犠牲のセット売り
 魚座といえば、その豊かな想像力が特徴的な星座です。想像力は、相手の気持ちに対しても大いに発揮されます。想像力が豊かすぎて、ときには忖度し過ぎることもあるくらい。それに加えて「自己犠牲精神」も強い星座ですから、たとえば恋人との関係性がギクシャクし始めると、自分は別れたくないのに、恋人の気持ちを忖度して、「別れたいなら、別れてもいいよ」と言っちゃうようなところがあるでしょう。

 第4位は、山羊座。忖度は処世術の一環と捉えているので、自分の仕事が終わっていても、上司が残業していると、居残るタイプです。第5位・乙女座は、分析力が抜群! 「この手のタイプはこう考えるであろう」という過去からの蓄積データを元に先回りして動きます。

 第6位・天秤座は、持ち前の社交性を活かし、飲み会などでひとりぼっちの人を見かけると、「退屈しているのだろう」と察し、声をかけるでしょう。第7位は、射手座。忖度行動に出る前の決めゼリフは、「みなまで言うな」です。

 第8位は、双子座。言葉によるコミュニケーションを重視しているので、忖度ではなく口で伝えてほしいと思っています。第9位の牡牛座はマイペース。「相手は○○してほしいんだろうな」と、わかっていても、華麗にスルーするでしょう。

 第10位の獅子座は、王様・女王様気質。世界は自分中心に回っていると思っているので、忖度するよりも、忖度される側の人間でありたいと思っています。第11位は水瓶座。忖度したところで、確実にリターンがあるわけではないなら、労力の無駄と考えるでしょう。

 そして第12位は、牡羊座。赤ちゃんのように単純明快な性格ですから、忖度だなんて大人の駆け引きはできないのです。牡羊座にとって重要なのは、相手の気持ちよりも自分の気持ち! なお、忖度されるのも、媚びを売られているようで、あまり好きではありません。

 年末の流行語大賞にノミネートされるのではないかってくらい、私たちの生活に浸透した「忖度」という言葉。政治とカネ発端の流行語なので、マイナスイメージを持つかもしれませんが、忖度自体は、決して悪いことではありません。必要なシーンに応じて、さりげなく忖度できる社会人でありたいものですね。
(菊池美佳子)※画像出典/shutterstock