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久しぶりに畳のある空間に接すると、「やっぱり落ち着くなぁ」と思ってしまうのは日本人のDNAに染み付いた感覚なのではないだろうか。畳は海外でも「美しい」「いい匂い」などと人気とのこと。では実際、日本に住む外国人はどう思っているのだろうか。そこで今回、日本に住む外国人20人に「和室と洋室、どちらに居心地の良さを感じるか」を聞いてみた。

○和室の方が好き

・「日本の文化が好きなので、やはり和室です。畳の柔らかさや匂いも好きです。寝る時に布団を使うので、それ以外の時間は部屋が広く感じます」(シリア/30代後半/男性)

・「和室。畳が好きで落ち着く。夏は涼しく感じる」(タイ/40代前半/男性)

・「和室の畳が気持ちいい」(マレーシア/40代前半/男性)

・「和室、畳の匂いが落ち着くから」(インド/30代前半/男性)

・「和室です。畳が気持ちいいです。植物だから柔らかい感じもします」(香港/20代後半/男性)

・「畳の匂いが好きですから、きれいで清潔な和室の方が居心地がいいです」(ドイツ/30代前半/男性)

・「私は和室が好きです。畳は柔らかくていい匂いですから」(アメリカ/30代前半/女性)

・「(今は)和室。十数年和室で寝ていますから。子どもと一緒にゴロゴロできるから」(ハンガリー/30代後半/女性)

・「和室は好きです。日本にいるからには布団で寝たい。布団なら畳です。畳の匂いも好きです。ただ、和室のメインテナンス、掃除の仕方は分かりません」(フィリピン/30代後半/女性)

・「和室の畳の香りが好きです」(スペイン/40代前半/女性)

○洋室の方が好き

・「洋室の方が居心地の良さを感じます。座席が苦手なので、イスとテーブルとソファがあったらいいです」(カンボジア/20代前半/男性)

・「ぶっちゃけ言いますと、洋室の方が好きです。和室より広いし、プライバシーをより守れると思うんです」(スペイン/30代前半/男性)

・「洋室の方がいい。畳よりベッドに寝るのが好き」(ロシア/20代前半/男性)

・「洋室に良さを感じます。イスとかテーブルを置きやすい」(ポーランド/30代前半/男性)

・「洋室です。小さい時から洋室に慣れていますから」(エジプト/30代前半/女性)

・「洋室です。畳に慣れていないから、もし汚してしまったらどうきれいにしたらいいか分からないので、できるだけ避けています」(イタリア/20代前半/女性)

・「やはり、洋室です。和室は眺めるだけならいいのですが、何か物足りなさを感じます。洋室の方がリラックスできます」(パラグアイ/50代/女性)

・「洋室です。ソファに座るので足が痛くならないです」(ペルー/40代前半/女性)

・「洋室。座布団に座るのは慣れないです」(中国/20代前半/女性)

○そのほか

・「両方大丈夫です。今、畳の部屋で冬は暖かいです」(オーストラリア/30代後半/女性)

○総評

今回の意見では、和室派が10人、洋室派が9人、両方が1人、という結果になった。和室派の意見では畳の匂いや柔らかさ、布団文化への親しみを理由にする声が多かった。「子どもと一緒にゴロゴロできるから」と言うように、ベッドの枠にとらわれない自由な空間設定ができることは、洋室にはない魅力だろう。ただし、和室の掃除方法が分からないという声もある。確かに、畳の上でジュースなどをこぼした際、どうやって対処したらいいのか悩んでしまうのは日本人も同じではないだろうか。

洋室派の意見では、慣れ親しんだ空間であること以外にも、イスやテーブル、ソファが配置しやすいことなどがあげられた。また、和室に対する意見として、和室の掃除方法が分からないほか、座布団の上に座ることに慣れないという声もあった。外国人がなかなか慣れない日本文化のひとつとして、「正座」があげられることが多い。しかし、きれいな正座ができる外国人に遭遇することもあり、その度に、日本通の外国人が増えていることを実感させられる。

調査時期: 2017年7月21日〜2017年8月21日

調査対象: 日本在住の外国人

調査数: 20人

調査方法: インターネット応募式アンケート

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