昨年の米大統領選挙中にミシガン州アレンデールで行われた集会に出席したヒラリー・クリントン氏(2016年11月7日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】昨年の米大統領選で民主党の指名候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官(69)が、10日に放送された米CBSの番組に出演し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に敗北したことについて、いまだにひどく苦悩していると現在の心境を打ち明けた上で、選挙の候補者になるのは「終わった」と述べた。

 クリントン氏は大統領選に関する告白本「What Happened」を12日に出版予定で、そのプロモーションの第一弾としてCBSの「サンデー・モーニング(Sunday Morning)」に出演。大統領選の敗北は「いまだにすごく苦しい。とてもつらい」と語った。

 さらに「候補者になるのは終わった」と述べ、「現役の政治家として、終わりだ」と続けた。

 言葉通りならば、クリントン氏は米主要政党で初の女性大統領候補にもなった政治家としてのキャリアに幕を引くことになる。

 番組内でクリントン氏は、出版に先駆けて告白本の内容の一部を明らかにした。同書の中でクリントン氏は、トランプ氏に敗北した責任は自身にあるとしながらも、ロシアによる選挙介入や、米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー(James Comey)長官(当時)が投票日直前にクリントン氏の私用メール問題をめぐる捜査再開を公表したことなどを非難している。
【翻訳編集】AFPBB News