【ベルリン=宮下日出男】北朝鮮が6回目の核実験を強行したのを受け、ドイツのメルケル首相は10日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネ日曜版で、「交渉への参加を求められれば、即座に『イエス』という」と述べ、北朝鮮の核・ミサイル開発の外交解決に向けた取り組みに関与する意欲を示した。

 メルケル氏は国連安全保障理事会5常任理事国にドイツを加えた6カ国が交渉でイランと核問題の解決に向けて合意した例を挙げ、長期間を要したものの「よい結果」をもたらしたと指摘。「北朝鮮問題の解決でも同様の形式は考えられる。欧州とドイツは積極的に貢献する意思を持つべきだ」と強調した。

 メルケル氏は外交解決を目指し、そのための圧力として制裁強化を支持。これまでにトランプ米大統領や中国の習近平国家主席、日本の安倍晋三首相、韓国の文在寅大統領らと電話協議していた。