ファン・ハールがマンUに恨み節 解任は「リークされた後に私に言ってきた」

写真拡大

地元メディアに語る 「私の人生で最大の失望だった」

 マンチェスター・ユナイテッドは現在ジョゼ・モウリーニョ監督の下で黄金時代の再現に向けて着々と歩みを進めている。

 そんななか、2014-15シーズンから2シーズン指揮を執った前任者のルイス・ファン・ハール氏が、地元メディアで“赤い悪魔”への恨み節を展開したという。

 ファン・ハール氏はオランダ紙「Algemeen Dagblad」の取材に応じ、ユナイテッドでの失望の日々を語っている。14年のブラジル・ワールドカップ(W杯)でオランダ代表を3位に導いた名指揮官は、大会後にユナイテッドの監督に就任。当時所属していた日本代表MF香川真司をドルトムントに“売却”するなど、自分好みのチームを作ったものの、怪我人が続出した影響もあって満足にチームをマネジメントできず、タイトルは15-16シーズンのFA杯優勝のみで終わった。

 タイトルこそ獲得したものの、常勝を義務づけられているユナイテッドだけに、首脳陣のファン・ハール氏への対応は冷たいもので、自身の解任についても「彼らはリークされた後に私に言ってきた。それは私の人生で最大の失望だった」という。

「私の頭の中でプレッシャーは巨大なものになっていた。ユナイテッドはまるで映画のように素晴らしい編成をされていたと思うし、2016年1月頃からは上手くいっていた。それでもクラブは私の頭を混乱させ、私は“絞首台”の上に載せられたのだ」

「もし彼らが事前に話してくれれば…」

 冷淡な対応もあって、ユナイテッドとの遺恨はいまだに残っているようだ。

「ユナイテッドは監督交代について話し合わなかった。もし彼らがモウリーニョの就任の計画を持ってきていれば、私は『OK、私は6カ月間手助けして、チームとのコミットメントをやり切り、その後モウリーニョに引き継ぐよ』と言ったんだ」としている。かつてバルセロナ時代に通訳と指揮官の関係だった二人だが、ユナイテッドを介して微妙な関係性になっているのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images