<秋場所初日>立合い後に栃ノ心の突っ張りに耐える高安(右)

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 ◇大相撲秋場所初日(2017年9月10日 両国国技館)

 大関2場所目の高安が悪い流れを断ち切った。三役以上が5人続けて敗れた後の土俵。7勝6敗と苦戦していた栃ノ心戦は、右でかち上げてから突っ張り、右がのぞくと腕を返して出ながら押し出した。「前に出る意識でやった。(上位陣の連敗は)あまり意識していなかった」。自分の相撲を取り切ることに集中して勝ちきった。

 黒星発進となった新大関の名古屋場所初日より「今日の方が緊張した」という。だが、夏巡業から「質」にこだわった稽古を積んだことで「しっかり反応した」と体は動いた。3横綱の休場で自分に懸かる期待が大きいことは分かっている。「勝つことが僕の務め」。看板力士の自覚を持って、目標とする初優勝に突き進む。