中国の女性、胆石806個を摘出(画像は『看看新闻Knews 2017年6月7日付秒拍「六旬老太因贪吃肥肉长出806颗胆结石 大如桂圆密密麻麻」』のスクリーンショット)

写真拡大

昨年春、現代人の食生活について米コーネル大学で人間生態学・栄養学の研究を続けているトム・ブレンナ、クマール・コタパリ両博士が「先祖は野菜・穀物中心、自分は肉食」という人がガン・心臓病になりやすいとの論文を『Molecular Biology and Evolution』誌に発表して話題になった。アジア人の消化器にとっては、美味しくともやはり大量の肉はハードなのだろう。中国から興味深い話題が伝えられた。

『看看新聞』『新聞中心』ほか中国のもう多数のメディアがこぞって紹介したその話題。湖北省武漢市の60代の女性(それ以上の情報は明らかにされず)の胆のうから800個以上の胆石が摘出されたというものだ。右上腹部に激しい痛みを覚えて病院を訪れたその女性。胆石症と診断され、手術を経てなんと計806胆石が摘出された。石はゴマのように小さいものから栗ほど大きいものまであり、脂肪の多い肉をたくさん食べるという患者の話に驚いた医師は、「胆石の激痛を2度と経験したくなかったら食事の内容や好みを変えるように」と厳しく諭したという。

『欧州予防心臓病学ジャーナル(European Journal of Preventive Cardiology)』に、中国の北東農村部で子供たちの肥満率が急激にアップしていると論じられてから少し経つが、中国は食生活も豊かになった上に今なお欧米から贅沢な食材とジャンクフードが多数入り込んでいる。

肥満はもちろん児童に限ったことではない。英・医学誌『ランセット』は中国の肥満率がついに米国を抜いたとの調査結果を明らかにし、愛煙家が多いことも災いしてか、米・心臓病学会誌『Journal of the American College of Cardiology』は中国の成人4分の3が心臓血管に問題を抱えているとの論文を掲載した。中国の人々における過去と現在の健康状態の変化は世界中の研究者が注目しているのである。

脂肪分の取り過ぎは絶対に体に良くない。今年春には米オハイオ州シンシナティの火葬場で、超肥満体の遺体があまりにも多く脂肪分を含んでいたことから火葬炉が過熱状態に陥り、周りの燃えやすいものに引火してボヤが発生。「火葬場で火事」というギャグのようなアクシデントが伝えられていた。

画像は『看看新闻Knews 2017年6月7日付秒拍「六旬老太因贪吃肥肉长出806颗胆结石 大如桂圆密密麻麻」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)