独1部初の女性主審デビュー! 原口所属ヘルタ対ブレーメン戦を裁き、新たな歴史刻む

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シュタインハウス主審は毅然としたジャッジで試合をコントロール、大過なく終える

 ドイツ・ブンデスリーガ1部で初の女性主審となったビビアナ・シュタインハウスさんは、現地時間10日のヘルタ・ベルリン対ブレーメンで“デビュー戦”を迎え、1-1の引き分けに終わったゲームを滞りなく裁いた。

 前半から毅然としたジャッジを見せたシュタインハウス主審は、両チームの選手が熱くなりかけた場面では両者を呼び寄せてコミュニケーションを取るなど冷静にゲームをコントロール。後半30分過ぎには、ヘルタの選手がペナルティーエリア内で倒れ込むシーンが三度ほどあったが、ノーファウルのジャッジでPKを与えず。選手たちも判定に大きな異議を唱える場面はなかった。

 シュタインハウスさんは、2011年の女子ワールドカップ・ドイツ大会と12年ロンドン五輪の両大会決勝の日本対アメリカの主審を担当するなど、女子サッカー界では世界のトップレフェリーとして認知されていた。ドイツでは男子のブンデスリーガ2部で主審も務めてきたが、今季から1部でのゲームも割り当てられることになっている。

 その緊張感が高まる初戦を大過なくコントロールし終えると、タイムアップの笛を吹き終えた後にはホッとした表情を浮かべていたのも国際映像に映し出された。サッカー界における女性主審という意味でもパイオニアとなっているシュタインハウスさんは堅実な一歩を踏み出し、新たな歴史を刻んだ。

 なお、ヘルタ所属の日本代表FW原口元気は、ベンチ入りするも出番なく試合を終えた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images