解任危機のデ・ブール監督、ファン・ハール氏のアドバイスを糧に「自らの哲学を貫く」

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 クリスタル・パレスを率いるフランク・デ・ブール監督は、マンチェスター・Uで監督を務めていた同じオランダ人のルイ・ファン・ハール氏から受けたアドバイスを参考に、自らの哲学を変えることはしないと主張した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が、9日に報じている。

 今シーズンからクリスタル・パレスの指揮を執るデ・ブール監督だが、リーグ戦では開幕から3連敗を喫するだけでなく、その3試合全てが無得点という深刻な不振に陥っている。10日に行われるバーンリー戦の結果次第では、早くも解任となってしまう可能性も報じられているところだ。

 デ・ブール監督は今までクリスタル・パレスが使用してこなかった3バックを導入するなど、性急な改革を行う姿勢が批判の対象となっている。しかし、デ・ブール監督は開幕前に同胞のファン・ハール氏から受けたアドバイスを参考にして、あくまでも自らの哲学を貫き通す意志を示している。

「プレミアリーグに来る前、私は彼に相談した。『プレミアリーグはどうですか?アシスタントについては?自分のスタッフは連れて行きましたか?』と、あなた方が質問するような内容をね」

「彼が後悔していたのはたった一つだけ、プレシーズンに3−4−3で試合をした後、最初の試合を落としたことで4−3−3に変更してしまったことだそうだ。それが自らの哲学を貫かなければならない理由なんだ」

「彼はバルセロナでも同じ経験をしたそうだ。リバウドを10番のポジションに据えた時、突然チームがチームではなくなってパフォーマンスが低下してしまったんだ。常にあなた自身の哲学に忠実である。それは非常に重要な教訓だよ」

 早くも難しい立場に追い込まれているデ・ブール監督だが、同メディアによれば自らの哲学が結果となって表れるのは時間の問題だと考えているようだ。はたして10日の試合で今シーズン初めてとなる勝ち点を獲得し、この苦境を脱することはできるのだろうか。