浜辺美波 撮影/廣瀬靖士

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「フードコートでごはんを食べていたら、近くに座っていたお客さんが“キミスイ”の話をしていたんです。すごく感激して、思わず“ありがとうございます!”って言ってしまいそうになりました(笑)」

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 公開中の映画『君の膵臓をたべたい』で主演を務め、2nd写真集『voyage』では発売前に重版が決定するなど、いま大注目の女優・浜辺美波(17)。2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入りした彼女だが、幼いころになりたかったのは、女優ではなくなんと歯科医だったそう。

「歯医者さんになりたいって言うと、母も祖母もすごく喜んでくれるので(笑)。よく“隣の土地を買って(歯科医院を)建てる”と言っては2人を喜ばせていました」

 ドラマや映画に出演していく中で、女優としての才能を開花させていった浜辺。中でも大先輩である小栗旬や北川景子と共演を果たした“キミスイ”は、自分の中でも特別なものになったと話す。

「緊張していたら小栗さんが“失敗してもいいんだよ”っておっしゃったんです。それまで失敗=ダメなものという意識があったので、失敗するかもしれないと思ったら挑戦しないことが多くて。でも、その言葉を聞いてからは何でもまずはやってみようと思えるようになりました」

 先週17歳の誕生日を迎え、この1年のテーマも“挑戦”に決めたと浜辺。今後はミステリー作品に出演したり、カッコいい女性を演じてみたいと目を輝かせる。ちなみに目標にしている女優を聞いてみると、意外な答えが――。

「俳優さんですが、高嶋政宏さんと高嶋政伸さんです。常に全力で役作りをされていて、それってなかなかできないことなので。おふたりとも面白くて、考え方が独特なんです。いい俳優さんになるためには、そういう内面も大切なんだなと教わりました。すごく尊敬しています!」

 写真集の撮影は、どうだった?

「写真集の撮影で台湾に行きました。実はこれが私にとっての初海外。しゃべり方ひとつとっても日本とは全然違って、すごくワクワクしました。普段、お休みの日は出かけることもなく、ほとんど家にいるので(笑)。すごく刺激をもらいましたね」

 とにかく食べるのが大好きだそうで、

「地元が石川県なんですが、私が通っていた小学校はすごく給食がおいしくて。小学1年生にして“食”に目覚めてしまいました(笑)。でも欲のままに食べると太ってしまうので、取材の日だけは食べていいって決めているんです。好きなのは揚げ物! 今日もお仕事が終わったらファミレスに行こうって楽しみにしています♪」