王者バイエルン相手に大金星のホッフェンハイム、勝利の立役者は13歳?

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 ホッフェンハイムが昨シーズンの王者バイエルン相手に大金星を収めた。試合の流れを決定づけたこの試合の1得点目が、ドイツ中の話題を集めている。9月9日付けのドイツメディア『ビルトシュポルト』のウェブ版では、この得点の裏側を紹介した。

 27分、バイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが大きくボールを蹴り出し、ポジションに戻ろうとした時、ホッフェンハイムのクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチはその一瞬のすきを見逃さなかった。フンメルスが背中を見せた瞬間にボールボーイがクラマリッチにボールを投げ渡す。そのボールをクラマリッチがスローイン、走り込んだドイツ人FWマルク・ウートに投げ込みアシストしたのだ。

 この電光石火の“コンビプレー”を実現したボールボーイはホッフェンハイムのU14でプレーするウムート・トーフムク君。ユリアン・ナーゲルスマン監督は「ホッフェンハイムの下部組織では、子供達にゲームをすぐに再開させることを叩き込んでいる。彼がゴールの大きな部分を助けたとは言わないけれど、関わっているのは確かだね」と秘密を明かした。

 ゴールを決めたウートは「あのゴールシーンでは、クラマリッチとボールボーイが素早く切り替えていたね。彼にはユニフォームのほかにも、僕らから何かプレゼントしないとね」と感謝を示している。

 力関係では劣るホッフェンハイムだが、地の利を活かした奇襲で大きな勝利を掴んだ。