“トイレ博士”佐藤満春氏

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仕事中、電車の中、デート中……時と場所を問わず容赦なく襲ってくる便意。子供時代とは違い、シャレにならない大人のうんこ漏れ問題を多角的に追究する

◆「食と排泄は表裏一体」トイレ博士のこだわりとは

 “トイレ博士”として、トイレまわりに対する並々ならぬ知識を披露する芸人の佐藤満春は、街中のトイレ使用について次のように話す。

「’90年代、デパートなど商業施設は公衆便所化されるのを嫌って、1階にトイレを置かなかった。しかしある時、デパート離れが進んだ際、客を呼び戻す対策としてトイレを綺麗に整備し1階に開放したら売り上げが回復した。ヒカリエや高島屋が代表的な成功例です」

 そこから、トイレに開放的な施設は客足を呼べるということがセオリーとなり、日本のトイレ利用事情の改善にも一石を投じることになったという。

「これから東京五輪に向けてトイレの絶対数が増えていくのは確実」というが、うん漏れ防止については独自の視点でこう指摘する。

「排泄への認識を高めることのほうが重要だと思います。食と排泄は表裏一体なので、かたや食の方面ではさまざまなこだわりがあるけど、排泄に対する関心は乏しい。うんこが出ちゃいけない時に出るというのは、食べる必要がある時に食べられないのと同じです。だから、トイレの数に頼らず各人が自分の排泄ときちんと向き合うこと。それは決して恥ずかしいことではないと思います」

 確かに、トイレがあっても漏らすなら意味はないのだ。

<もしうんこを漏らしてしまったら……“うん漏れ後”の処し方を佐藤が真剣に助言>

「これはもう、開き直る以外に策はない。隠されると周りも迷惑。ビジネスの場なら『確かに漏らしましたが、その分しっかり仕事させていただきます』とか言えばむしろ評価される。恋愛なら『その分稼いでお前を幸せにするから』と。度量の見せどころですよ」

【佐藤満春】
’78年、東京都出身。トイレ博士。お笑いコンビ「どきどきキャンプ」、放送作家としても活動。トイレクリーンマイスター

― 大人の[うんこ漏れ防止ドリル] ―