大型ハリケーン「イルマ」の被害を受けたサンマルタン島に到着したフランスの救急隊員ら(2017年9月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスの気象当局は9日、新たなハリケーン「ホセ(Jose)」が接近しているカリブ海(Caribbean Sea)の仏領サンバルテルミー(Saint Barthelemy)島やフランスとオランダが領地を分かつサンマルタン(Saint Martin、オランダ名:シントマールテン、Sint Maarten)島に対し、「並外れた強度による危険な被害」がもたらされる恐れがあるとして最高レベルの警報を出した。

 フランス気象当局によると、ホセは勢力が5段階中2番目に強い「カテゴリー4」に発達して両島から約100キロの位置を通過。最大風速33メートルの強風、100ミリの降雨、6〜8メートルの高波をもたらすと予測されている。

 サンバルテルミーとサンマルタン両島は大型ハリケーン「イルマ(Irma)」の被害を受けたばかりで、両島で12人が死亡、数千棟の建物が損壊し、住民による略奪行為も横行しているという。

 こうした事態を受けてエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は9日夜に首都パリ(Paris)で治安問題を中心に両島の現状を協議する閣僚会合を開いた。

 仏内務省によると、サンマルタンとサンバルテルミー両島では現在、憲兵410人と警官80人が警備に当たっているが、追加派遣される憲兵150人がホセ通過後の10日以降に到着する。仏大統領府によると両島ではこれまで11人が窃盗容疑で逮捕されたという。
【翻訳編集】AFPBB News