カブス・上原浩治【写真:Getty Images】

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3日ブレーブス戦を最後に「キャッチボールすらできず、ベンチにも入らず」

 カブス上原浩治投手が9日(日本時間10日)、自身のブログを更新し、原因不明の体調不良に襲われていることを明かした。「病院にも行ったし、血液検査もしました」という右腕だが、原因は判明せず。現在は回復の方向へ向かい、「来週ぐらいには復帰できるかと思います」と報告した。

 2日(同3日)ブレーブス戦を最後にマウンドから遠ざかっていた右腕だが、それには理由があった。ブログによると「まず膝が腫れだし、次に足の甲の部分、ふくらはぎまで…(ーー;) 最後に投げた時も、膝が腫れてて変な感じで投げてたんです」という。「投げれてたから、大丈夫って思ってたけど、その後から痛みが出て歩くことすらキツくなってきてしまい、何なんだろうと…」と症状は悪化。病院へ行き、血液検査を行ったそうだ。

「歩くのも辛かったんです。原因がいまいち分からず、その間は本当にキツかった」と様子を明かすが、検査の結果も「感染症、痛風の疑い…結局、何なのか (^^;;」と不明のよう。幸い処方された薬が効果をあげ「もう腫れも無くなったし、痛みも引いた」という。「今日からブルペンでも投げたし、来週ぐらいには復帰できるかと思います」と見通しを伝えた。

 2009年にメジャー移籍後は、ほぼ毎シーズン故障者リスト入りし、戦線離脱している右腕。シーズン終盤に来ての原因不明の体調不良に「ほんまに何で俺ばっかりに…(涙) トレーニングもコツコツやってるのに…後半戦は自分の身体との戦いばっかり、相手選手と戦う前にやられてる。頼む、もうこれ以上は…」と、さすがのベテランも祈るばかり。1日も早くマウンド上で元気な姿を見せてほしいものだ。(Full-Count編集部)