トヨタ「86」が再び進化!ハンドリングのダイレクト感がさらに向上

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現代の国産FRスポーツカーの代名詞的存在として、日本国内だけでなく、海外でも高い評価を得ているトヨタ「86(ハチロク)」。

多くの支持を集める大きな理由は、FRレイアウトならではの“操る楽しさ”にフォーカスしたクルマ作りですが、毎年、細かい改良を繰り返し、妥協なく性能を向上させ続けていることも、その要因のひとつといえるでしょう。

2016年に大規模なマイナーチェンジが実施され、“86KOUKI”と呼ばれる後期モデルへと進化したばかりですが、先日、早くも一部改良が施されました。

今回の改良では、ハンドリングフィールのキモとなるステアリングの支持剛性が強化され、さらに、サスペンションも再チューニングが施されて熟成が図られるなど、ダイレクトなハンドリングにより磨きが掛けられています。

また、より引き締まったスタイリングとなるよう、サイドミラーとリアスポイラー、そしてアルミホイールをブラックに塗装し、さらに、ブレンボ社製のブレーキを標準装備したGT “Limited・Black Package”というグレードを新たに設定。同グレードの気になる価格は、6速MTが335万6640円、スーパーインテリジェント6速AT(6-Super ECT)が342万3600円となっています。

走行性能にこだわる人なら誰もが憧れる、ブレンボ社製のブレーキですが、今回のうれしいポイントはGTとGT“Limited”、そしてGの3グレードでも、オプションで選べるようになったこと。「ブレンボのブレーキは付けたいけれど、ほかの装備はいらない」というのは、走りにこだわる人ほど考えることかもしれませんが、そうしたニーズにもトヨタはしっかりと応えてくれています。

そのほか、GTとGT“Limited”には、本革を使用した質感の高いシフトノブも新採用。スポーツドライビングでは頻繁に手に触れる部分だけに、質感が良くなるのはうれしい進化です。そのほか、2018年2月生産分までの期間限定で、ソリッドグレーのボディカラーも新たに用意しています。

今回の改良もそうですが、好きな人たちにきちんと響く細かな改良を積み重ねているからこそ、86は本物志向の人たちに評価されているのでしょう。

(文/増谷茂樹)