■仕事に通じる感覚養う

 24歳のころから42年間、サーフィンを続けています。

 その爽快感は得難く、ストレスがあっても波に乗ればスッキリする。波と対峙(たいじ)する瞬間は等身大の自分と向き合い、瞑想(めいそう)しているかのようでもあります。

 サーフィンとの出合いは運命的でした。1人暮らしをしようと、ふらりと降り立ったのが、江ノ島電鉄の湘南海岸公園駅(藤沢市)。酒屋の倉庫を改築した家に住んでいましたが、大家さんの息子がサーフボードを持っており、そのボードを借りて、何の気なしに鵠沼(くげぬま)海岸に出かけたのです。

 台風が迫る大波のなか、腹ばいでボードにしがみついたのですが、それが楽しくて、やみつきに。今ではサーフィンのため、バリ島やハワイに“遠征”に行くほどです。

 サーフィンでは、どの波に乗るのか、それとも次の波を待つのかなど、瞬時の判断や忍耐力が不可欠。仕事でも取捨選択や直感力が重要で、サーフィンで養われた感覚はビジネスで大いに役立っています。

 66歳になりましたが、サーファーとしてはまだまだ現役で、波情報のチェックは欠かしません。これからも波へのチャレンジを続けたいものです。

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 【メモ】昭和25年生まれの66歳。鶴見工業高校在学中に米国オハイオ州の高校に聴講生として留学。国際商科大卒業後、商社に入社するも、その後退社し、横浜市内で英会話学校を開設。平成6年にマミー保育センター(現マミー・インターナショナル)を設立し、現在、県内や東京、千葉で保育所8カ所、学童保育12施設などを運営。フィリピンでは日本人学校を運営している。