後半には家長のゴールもアシストした中村。試合後には手応えを語った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1リーグ25節]川崎3-0横浜/9月9日/等々力
 
 横浜に3-0と快勝した試合後、チームの現状に太鼓判を押したのが、司令塔の中村憲剛だ。
 
「今まで堅守と言われていたマリノスから3点を奪えたのは、個人としてもチームとしても自信になる。今日は自分たちのプレーを体現できた。今の自分たちのサッカーは間違っていないと感じられた」
 
 川崎は5戦連続完封、14戦無敗だった横浜に対して、序盤から主導権を握る。そして14分には、「綺麗な形ではなかったが、人数をかけて入っていけたので相手は下がらざる得なかった。ミドルを打てたのは大きかった」と中村が振り返った通り、相手のクリアボールを大島僚太が決めて幸先よく先制する。そして、57分には小林悠、75分には家長昭博が続いて3ゴールを奪った。
 
 また、守っては横浜が狙いとしていたカウンターをしっかいケア。終盤には3バックへの布陣変更を行ないクリーンシートを達成した。チームの好調の要因を中村は次のように語る。
 
「今は自分たちがやるべきことが明確になっている。攻守においてひとりもさぼらずに走り切れている。もちろん技術やアイデアも大事ですが、今はそっち(全員が走り切る)のベースのほうが、チームとして大事にしている。ボールを持った時は僕らは勝手にできるところはあるので、みんなの頭のなかが整理されてきた」
 
 この日の結果を受けて、川崎は2位に浮上。来週13日には浦和とのACL準々決勝・第2戦(第1戦は3-1で勝利)を控えるが、現状では天皇杯、ルヴァンカップを含めて4冠の可能性を残している。
 
 今後は過密日程が心配されるが、中村の言う通り今の調子を継続できれば、悲願のタイトル獲得が見えてくるだろう。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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