「あの人はまったく疲れていないのに、私はどうしてすごく疲れているのだろう」
そんな経験をしたことはないだろうか。それには、実は理由がある。疲れていないあの人は「疲れない行動」をしていて、疲れている人は「疲れる行動」をしていたのだ!
では、どんな行動が疲れを生み、どんな行動なら疲れないですむのか?
たとえば、アウトドア。週末は外に出かけて、気分をリフレッシュしてエネルギーを養う、という人は、いますぐやめたほうがいい。
その理由を、日本で唯一の疲労医学の教授・梶本修身氏が、最新科学にもとづく「疲れない習慣」についてまとめた話題の新刊『なぜあなたの疲れはとれないのか?』から、一部抜粋して紹介する。

1日を過ごすなら、「家の中」「家の外」どっち?

「疲労」をコントロールするうえで、一番に考えたいのが「習慣」です。

 疲労は、何か大変な作業をしたあとにドシッと体にのしかかってくる感じがあるので、常日頃の習慣を変えたところで、あまり大した影響がないように思うかもしれません。

 でも、日々の小さな習慣を見直すことは、「疲労」をとるうえで実に効果的なのです。

 そのうえで、まず考えたいのは、1日の過ごし方です。

「遠くに出かけて、思い切り気分転換したい」
「山あいの宿で温泉につかってのんびりしたい」
「家の中に1日いると、体がなまってしまう」

 そんなふうに考えて、外に出かけようという人は多いと思います。

 確かに家の中でごろごろしていると、なんだか穴倉にこもっているようで、心も体もなまってしまうような気にもなるかもしれません。

 外に出かければ、いろいろな刺激や新しい発見もあるわけで、気分もリフレッシュして、また仕事をする元気が出てくるかもしれません。

 ところが、外に出かけると、疲れがとれるどころか、もっと疲れてしまうのです。

 ですから、疲れているときに遠出するのは基本的にNG。自分の家でくつろいでふだんの疲れを癒すというのが正解です。

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