浦和レッズMF矢島慎也

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[9.9 J1第25節 浦和1-2柏 埼玉]

 指揮官交代以降、出場機会を増やしている。リーグ戦2試合連続の先発出場を果たした浦和レッズMF矢島慎也は、ボールに絡んではリズムを生もうと奮闘し、自らシュートを狙うなど積極性も示した。チームとしても主導権を握って試合を進め、チャンスも創出したものの1-2の敗戦。「90分終わって、最後に勝っていないと意味がない」と唇を噛んだ。

 今季、浦和に復帰した矢島だったが、思うように出場機会をつかめず。5月20日の第12節清水戦に途中交代でリーグ戦初出場を果たしながらも、その後チャンスが巡ってくることはなかった。しかし、7月30日に堀孝史氏が監督に就任すると風向きが変わる。堀体制初陣となった第20節大宮戦で8試合ぶりにベンチ入りすると、続く甲府戦とFC東京戦で途中出場でピッチに立ち、第24節清水戦でリーグ戦初先発を飾った。

 そして、柏戦でもスターティングメンバーに名を連ね、今季、スタートから初めて採用された4-1-4-1の左インサイドハーフの位置に入って試合開始を迎えた。「自由に動いて、下りて引き出したりできたので、やりやすさはあったし、(守備でも)前から行けるシーンが増えて前で奪えたり、(コースを)限定した中で後ろで取れた場面もあった」。普段着となる3-4-2-1を脱ぎ捨てた浦和だったが、序盤からリズムをつかむと幾度となくゴールに迫り、矢島も好機に顔を出す。前半30分には右サイドでボールを受けると、鋭いクロスでFW興梠慎三のシュートを導き、同31分にはミドルレンジから積極果敢にゴールを狙った。

 しかし、主導権を握りながらも得点を奪えず。後半5分に柏に先制を許すと、矢島自身は後半29分にピッチを後に。その後、柏に追加点を奪われたチームは、反撃を同アディショナルタイムのFW興梠慎三によるPKの1点に抑え込まれて1-2で敗れた。「チームとして良い部分もあったし、狙いとしている守備もできたと思う。前半はかなり主導権を握れたし、チャンスもあったけど、90分終わって最後に勝ってないと意味がない」と唇を噛んだ。

 出場機会をつかめない日々があったからこそ、「試合に出ている以上、結果を残していかないといけない」との思いは強い。「あと一歩みたいなシーンが得点でもアシストでもあるので、下を向かずにやっていきたい」と力を込めたように、チームに勝利をもたらす“結果”を求めてピッチに立ち続ける。

(取材・文 折戸岳彦)
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