代表帰りのFW杉本健勇が2ゴールの活躍を見せた

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[9.9 J1第25節 FC東京1-4C大阪 味スタ]

 悔しさはJの舞台にぶつける。5日に行われたサウジアラビア戦(0-1)でA代表デビューを飾ったセレッソ大阪FW杉本健勇は6日深夜に帰国。途中出場となったサウジ戦は見せ場なく不完全燃焼に終わったが、「戻ってきて、ここで自分のレベルを上げるしかない」。ハードな日程、短い準備期間でも疲れを見せず、フル出場で2ゴールの結果を残した。

 後半26分に失点を許し、2-1の1点差に詰め寄られたが、連続ゴールで勝利を決定づけた。「次の1点が大事になると思っていた。いい時間帯に取れたと思う」。後半31分、エリア内を縦に仕掛けたところでDF吉本一謙に倒され、PKを獲得。「(柿谷)曜一朗くんが譲ってくれた」と自らキッカーを務めると、右足でゴール左下隅に沈め、3-1。さらに後半40分、MFソウザが右足で蹴り込んだ左CKをニアサイドからヘッドでそらし、とどめを刺した。

「あれは完璧でしたね。僕が完璧というよりは、ソウザのボールがめっちゃよかった。ニアが空いていたのでニアに蹴ってくれと合図をして、ソウザもわかっていた。いいコミュニケーションが取れたと思う」

 前節終了時点で今季14得点、得点ランキング2位だった杉本は、同15得点でトップのFW興梠慎三を追う格好だった。この試合で16得点目を記録し、単独首位に浮上したかに思われたが、興梠も柏戦の後半45分にPK弾を沈め、首位に2人が並んだ。

 ライバルの活躍に「取るねぇ。取ったときに(興梠も)取るからなかなか単独にならない」と笑った杉本。ミックスゾーンでは13年から15年に3年連続得点王に輝いたFW大久保嘉人から「キタな得点王!来年は俺が取るからな」と声をかけられる姿もあった。A代表の経験を刺激に、レベルアップを心に決めた杉本は「あと9試合なので出し切って、チームの結果も個人の結果も出したい」と意欲を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)
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