「どん底からの…!今季もう復活を証明しつつある7人の大物」

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開幕を迎えた2017-18シーズンの欧州主要リーグ。

ここでは『Squawka』による「失望を味わったが、今季自らを証明しつつある選手たち」を見てみよう。

ヘンリフ・ムヒタリャン(マンチェスター・ユナイテッドMF)

このアルメニア人は2015-16シーズンのブンデスリーガにおいて、おそらく最高の選手だった。最高にクリエイティブで、ドルトムントが2位になるなか、リーグ最多となる15アシストを記録。

そして、昨夏マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したのだが、率直に言って失望だった。ELでゴールを決めるなど最終的にはまともなシーズンを送ったが、世界最高のクリエイティブなMFのひとりとしての期待には応えられなかった部分もあり批判を受けた。

とはいえ、今季の彼は素晴らしい。より中心的な役割を担っており、すでに昨季のアシスト数(5)に並んでいる。プレーメイカーの長としての彼のスキルのおかげで、ユナイテッドはこれまで以上にシャープに見える。

アーロン・ラムジー(アーセナルMF)

2010年に重傷を負って以降、彼は誰もがなれると思い描いていた選手になることに苦労している。信じられないほどの才能があるが、調子がいい時にしか輝けない。

だが、今季はアーセナルの3-4-2-1システムで活力を取り戻し、ラムジーは最高潮を見せ始めている。

彼はアーセナルが長年必要としてきたクリエイティブなMFに見える。レスターとの開幕戦では途中投入からスーパーな同点弾を叩き込んだ。

フィル・ジョーンズ(マンチェスター・ユナイテッドDF)

彼は“笑いのオチ”になってしまった。

その変顔と、サー・アレックス・ファーガソンが「ダンカン・エドワーズ以降に獲得した選手で最も才能がある選手」と絶賛したことで。また、絶え間ない故障により成長も妨げられた。

だが、今季は新加入DFヴィクトル・リンデレフが新たな環境に馴染むまでの時間が必要なこともあり、エリック・バイリーの相方としてプレーできている。そして、率直に言って、力強い。

ユナイテッドと10代で契約した際、彼がなるだろうとされていた選手になっているように見える。屈強でテクニックもあり、危険察知能力に優れたCBに。

リヤド・マフレズ(レスターMF)

レスターを優勝に導く活躍により、「Player of the Year」を受賞した2015-16シーズンから一転、昨季のマフレズはひどかった。

トップクラブへの移籍という夢が破れたことで、すねてフラフラしているように見えた。1年前のダイナミックなウィンガーの姿はどこにもなかった。

だが、今季はそのクリエイティブさの最高潮に近づいている。彼が退団を望んでいることは周知の事実だが、そのことは仕事ぶりに影響しなかった。

まだ得点こそないが、2試合で2アシストと6度のドリブル突破を成功させている。昨季レスターは彼を現金化しなかったことを嘆き悲しんだが、マフレズはダイナミックなドリブラーとして復活した。両者は抱き合って喜ぶだろう。

アニトニ・マルシャル(マンチェスター・ユナイテッドFW)

近年のユナイテッドにおいて最も才能ある選手のひとりであるマルシャル。ルイス・ファン・ハール体制の最終年において、彼はスターだった。

だが、ジョゼ・モウリーニョのもとで、この桁外れの才能を持つウィングは苦しんだ。ひどいプレーをしたわけではないが、プレータイムがかなり制限された。

彼に対する主な批判者はモウリーニョであり、指揮官の批判は公にされた。ジョゼはマルシャルにモチベーションを与えようとしていたように見えたが、それはうまくいかなかった。

だが、今季は何かが変わった。モウリーニョの愛想がよくなったのか、それともマルシャルがうんざりしたのかは分からないが、彼を取り巻く環境は違うものになった。いまだに彼の役割は限られたものでもあるにもかかわらずだ。

開幕2試合では途中出場から2ゴール1アシストと活躍。第3節ではスタメンの座を掴んだ。

ヘセ・ロドリゲス(ストークFW)

かつてはレアル・マドリーでクリスティアーノ・ロナウドを継ぐ者として見なされていたヘセだが、怪我と利己的な姿勢のせいでそのキャリアは暗転した。

昨季のPSG移籍も失敗。後半戦では故郷のラス・パルマスへローンされたが、それもダメだった。

ヘセは途方に暮れたが、ストークが彼と契約(ローン)し、避難場所を与えた。第2節アーセナル戦で先発すると、好プレーを披露。さらに後半2分には決勝ゴールまで決めた。気を付けろ、プレミアリーグ。ヘセは定着するぞ。

ウェイン・ルーニー(エヴァートンFW)

彼はこの5年間、衰えを見せており、そのために批判を受けた。

誰もがルーニーは終わったと思った。かつてNIKEのCMで演じた“ヒゲの男”に本当になってしまったと。

だがルーニー本人だけはそう思っていなかった。少年時代のクラブ、エヴァートンに復帰した彼は復活したように見える。

“月日を巻き戻した”わけではないが、これまでのパフォーマンスは非常に決定的なものだ。

2試合時点で2ゴールを叩き出した。1つは決勝点、もうひとつは優勝候補マンチェスター・シティから勝点を奪うものだった(スコアは1-1)。

最高のリベンジとなり、ルーニーを批判していた者は苦虫を噛み潰すはめになった。

だが、彼はどれくらい今の復活劇を続けられるだろうか?

誰にも分からない。とはいえ、我々はこれを楽しむべきだ。ルーニーのユニークさと活力は彼がいなくなってしまった時(引退した時)に、きっと恋しく思うものだろうから。