新潟vs広島の裏天王山は決め手欠きゴールレス…最下位新潟は13戦未勝利《J1》

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▽明治安田生命J1リーグ第25節のアルビレックス新潟vsサンフレッチェ広島が9日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。

▽勝ち点差は9ポイント開いているものの、共に残留を争う最下位の新潟(勝ち点10)と、17位の広島(勝ち点19)による裏天王山。中断前に行われた前節の柏レイソル戦で連敗を「4」でストップも、12戦未勝利と泥沼の状態が続く新潟は、今夏サガン鳥栖から獲得した小川をトップ下で起用し、移籍後初出場させた。一方、ヴァンフォーレ甲府と大宮アルディージャと残留争いのライバルとの直接対決で1勝1分けの広島は、大宮戦と同じメンバーで臨んだ。

▽立ち上がりから拮抗した展開が続く中、広島は17分に右CKからパトリックに決定機も枠の右を捉えたシュートはGK大谷のビッグセーブに遭う。すると、27分には負傷した高橋がプレー続行不可能となり、椋原の投入を余儀なくされる。

▽対する新潟は遅攻でなかなかチャンスを作れず、要所で仕掛けるカウンターからホニや山崎、小川とフィニッシュに顔を出すが、なかなか精度が伴わず、こちらもゴールが遠い。

▽結局、ゴールレスで折り返した試合は後半に入って、よりオープンな展開に。71分には山崎の見事な個人技で中央をこじ開け、ボックス左のドウグラス・タンキにラストパスも、足を滑らせたタンキのシュートは枠を外れる。この直後には広島がカウンターからボックス左に抜け出した柴崎に決定機も、ここはGK大谷のセーブに遭う。

▽何とか勝ち切りたい両チームは、試合終盤にかけて選手交代で流れを変えにかかる。だが、80分には相手との接触で頭部に裂傷を負った新潟DF富澤が負傷交代するアクシデントに見舞われ、大野の緊急投入を余儀なくされる。

▽互いに最後の場面で決め切れない焦れる状況が続く中、87分にはこの試合最大の決定機。新潟が細かい繋ぎから磯村のパスを受けたタンキがボックス手前で左足を振り抜く。これをGK中林が抑え切れず、ボールがゴール方向に向かうが、ここは中林が何とかゴールラインぎりぎりでかき出し、決勝点とはならず。

▽結局、試合はこのままゴールレスで終了。互いに厳しい現状を反映するかのような内容となった一戦は、痛み分けのドローとなった。なお、新潟は今回のドローで泥沼の13戦未勝利となった。