ともにトップスピードで激突。エデルソンは完全に脳しんとうを起こし、試合は7分間中断した。(C)REUTERS/AFLO

写真拡大

 9月9日のプレミアリーグ、マンチェスター・シティ対リバプールのビッグマッチ。前者が圧倒的なボール支配で試合を優位に進め、24分、敵DFラインを打破したセルヒロ・アグエロが先制点を奪う。
 
 アクシデントが起こったのは36分だった。リバプールは裏に出たボールに、サディオ・マネが鋭く呼応。オフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出す。その浮き球に猛然とエリア外へ飛び出してきたのが、シティGKのエデルソンだ。マネが豪快に右足を振り上げ、ヘディングでのクリアを試みたエデルソンが飛び込み……。顔面の左半分にカウンター気味にヒット! ブラジル代表GKはピッチに叩きつけられ、ぴくりとも動かない。
 
 スタジアムが騒然とするなか、故意ではなかったとはいえ、結果的にラフプレーとなったマネにレッドカードが提示される。心配なのはエデルソン。完全に脳しんとうを起こして失神し、およそ7分間の治療を経て、タンカで運び出された。その際は左手を少し動かしており、意識は戻っていたと思われる。クラウディオ・ブラーボと交代となった。
 
 フットボールでは得てして起こる交錯シーンだが、写真を見ても分かる通り、ここまでキックが強烈に顔面をとらえる場面はなかなかない。エデルソンが大事に至らないことを祈るばかりだ。
 
 試合はその直後にガブリエウ・ジェズスが追加点を奪い、後半も攻勢の手を緩めなかったシティが5-0の圧勝を収めている。