レギュラーシーズンも終盤に突入しているMLB。上位陣はプレーオフに向けた準備が進む時期だが、長いシーズンの中で好不調の波がここにきて大きく変化するチームも。リーグ最高勝率で快走してきたロサンゼルス・ドジャースの7連敗は驚きだ。そして、チーム状況はやはり選手のプレーにも影響する。ドジャースではないが先日もこんなシーンが見られた。

 

3日に行われたデトロイト・タイガース対クリーブランド・インディアンスの試合。アメリカンリーグ中地区首位のインディアンスに対して、タイガースは同地区4位と明暗分かれた両チームによる対戦だ。

 

初回、先頭のホセ・ラミレス(インディアンス)が左翼へ大きな当たりを放つと……。

 

ホームランかと思われた打球はフェンス上部に当たり、しかも垂直にバウンド! これは運が良い! はずだったのだが次の瞬間、左翼のマイキー・マトックが素手での捕球を誤り、ボールはフェンスの向こうへ。なんてこった……。

 

さらに“不運”は続く。6-1とインディアンスがリードして迎えた6回、再びラミレス。

 

今度は右翼への打球。アレックス・プレスリーが懸命にボールへ飛びつくも、なんとグラブに当たってフェンス上端を表す黄色いラインを越えてしまった。ボールは柵に当たって戻ってきたものの、これまたホームラン。珍しいプレーが1試合に2度も飛び出し、結局タイガースは1-11でインディアンスに敗れている。

 

ちなみにこれら2つの動画を見てもわかるように、ラミレスはスイッチヒッター。同一選手が1試合に左右両方でホームランというのも珍しい記録だ。24歳のドミニカ人内野手はこの日はほかに3本の二塁打を放っており、5打数5安打。しかもすべてが長打という固め打ちだった。