[9.9 J2第32節 名古屋0-1大分 パロ瑞穂]

 名古屋グランパスはホームで大分トリニータに0-1で敗れた。終了間際の後半44分に決まったDF鈴木義宜のゴールが決勝点となった。名古屋は5連勝のあと、3戦勝ちなし。ただし2位福岡も敗れたことで、勝ち点差4は変わらなかった。大分は今季初の3連勝で、名古屋に2差と迫る勝ち点を51に伸ばした。

 J2リーグ戦は今節で4分の3を消化。いよいよJ1昇格争いも佳境に入る。1年でのJ1復帰を目指す名古屋にとっては、ここからは自動昇格圏との差を気にしながらの戦いになっていく。ただ7月末から8月にかけて5連勝を記録した名古屋だが、8月26日の横浜FC戦で逆転負けを喫すると、9月2日の水戸戦は1-1で引き分け。負の連鎖は早めに断ち切っておきたいところだった。

 しかし開始4分のプレーでFW三平和司にゴールネットを揺らされてしまった名古屋。何とかオフサイド判定に救われたが、この日も守備が安定しない。そしてスコアレスで折り返した後半13分には今夏加入選手で、守備の要として活躍するDF新井一耀が左ひざを痛めて負傷交代。歯車が微妙に噛み合わないまま、試合は進む。

 攻撃面を見ても、この日は夏場の好調を引っ張っていたDF青木亮太がベンチ外。MF玉田圭司が15試合ぶりにスタメン出場したが、見せ場を作ることなく、前半のみで途中交代。後半も5試合連続ゴールの期待がかかるFWシモビッチの振り向きざまの強烈シュートが右ポストを叩くなど、不運に見舞われた。

 すると終了間際の後半44分、大分がチャンスの少ない中で集中力を発揮する。左サイドでCKを得ると、ゴール前でフリーになっていた鈴木義宜が打点の高いヘディングで合わせる。土壇場で今季初となる3連勝、名古屋に2差と迫る勝ち点51に伸ばす値千金のゴールを決めた。

 好調期を考えると、夏バテと言われても仕方がない名古屋。風間八宏監督は「ちょっと残念。ゴール前のところをもう一度確認しないといけない。十分に取るチャンスはあった。こちらのほうがチャンスは多いわけですから。決めきらないといけないあとは決めるか決めないか。ゴール前の冷静さがもう少しほしい」と矢継ぎ早に話すと、「次にしっかり準備をするしかない」と残り10試合の戦いに頭を切り替えた。


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