レヴァンドフスキ、バイエルンのアジアツアーや補強ポリシーに苦言
ネイマール、ウスマン・デンベレ、ロメウ・ルカク、アロバロ・モラタ、そしてまずはレンタルで加入となったムバッペも来年にはこのリストに顔を出すことになる。今夏の移籍市場では、欧州ではまさに札束が乱れ飛ぶ事態へと発展した。
たしかにバイエルン・ミュンヘンも、クラブ市場最高額でコランタン・トリッソを獲得。しかしそこで投じられた金額は4150万ユーロであり、バイエルンのFWロベルト・レヴァンドフスキはこの金額について「もうトップクラスの金額ではなくなったよ、それもだいぶ前からね」とシュピーゲル誌に対してコメント。
またサッカービジネスは「あくまで資本主義の世界であり、誰もが儲けを得たいと考えているものだ」と指摘。ただその上で、アジアツアーについては否定的な見方も示しており、そもそもブンデスは言語の面でデメリットを抱えている上、「重要な時期における負担だけではなく、そもそもどこまでマーケティングとしての価値があるのか」と疑問を呈した。
それでもレヴァンドフスキはいまもなお、バイエルンは欧州のトップと肩を並べる存在にあるとも考えており、「例えばパリ・サンジェルマンは、選手の名前で見ればワールドクラスを並べているが、しかしワールドクラスのチームかといえば、それはこれか証明していくことだよ」とコメント。「バイエルンは、これまで長くプレーしてきた選手が多く、チームとしてより息が合っている」と語っている。
果たして両者の実力はいかがなものか、まずは9月27日に行われるCLの舞台、パリ・サンジェルマンvsバイエルン戦の結果で確かめることになる。