<日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 3日目◇9日◇安比高原ゴルフクラブ(6,640ヤード・パー71)>
ツアー通算21勝を誇りながらも、「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」ではトップ10がわずかに1回(2003年・9位タイ)と、「これまで大会と縁がなかった」と話す李知姫(韓国)が1イーグル・3バーディ・2ボギーの“68”でラウンド。スコアを3つ伸ばし、トータル3アンダーの首位タイに浮上した。
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知姫は5番、7番とバーディを奪う絶好の立ち上がりを見せると、多くの選手がスコアを落とす9番で残り170ヤードから直接決めてチップインイーグル。キャディの梅原敦氏にして「アルバトロスの価値がある」という1打で首位に浮上すると、難ホールの続く後半を1バーディ・2ボギーで凌ぎホールアウト。ポールポジションにつけた。
“得意ではない”大会で首位に浮上できたのは値千金のイーグルだけが理由ではない。持ち球変更も好調につながっている。去年までドローヒッターだった知姫は、「フックが強くなりすぎて飛び過ぎたり飛ばなかったり距離感が掴めなくなった。元々ずっとフェードにしたいと思っていたので」と今季の開幕前に変更。シーズン序盤はアジャストに苦しむ場面もあったが、すっかり持ち球にした今は、去年まで苦手としていた大会の景色が違って見えた。
「今週は特にインコースにティショットがフェードだと打ちやすいホールが多いです。またグリーンが速い中でもフェードだと止めやすいのもいいですね。このコースはグリーンをオーバーしたらダメなホールが多いですが、フェードでは飛び過ぎることが無くなったため、気持ち良く振れていることもこの位置にいる理由だと思います」
そうして実力者がようやくプロの頂点に立つチャンスを得た。「今年はやっと良い位置につけられました。優勝を目指して頑張りたい」。届かなかったタイトルは目の前にある。
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