ジダンが今季レアルで目指す究極スタイル バルサ相手でも「ポゼッションで上回る」

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就任3シーズン目の目標を語る 「私は最高のスタイルを模索している」

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、トップチームの監督就任1年半でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)2連覇、昨季のリーガ・エスパニョーラ制覇などタイトルを勝ち取っている。

 現役時代に天才司令塔として君臨した男は、今季の目標として「サッカースタイルの変化」を掲げている。衛星放送「ビーインスポーツ」で語ったもの。

 45歳のジダン監督は、レアル下部組織カスティージャの監督から昇格1年目でCLのタイトルを手にしている。現役時代に華麗なテクニックで中盤に君臨した実績に加え、FWクリスティアーノ・ロナウドにターンオーバーでの起用を納得させるほどのカリスマ性とマンマネジメント能力で、早くもサッカー界の名将の仲間入りを果たした。

 そして指揮官は、今季目指すサッカースタイルについて次のように語っている。

「私には卓越した選手が数多くいる。彼らにはいいサッカーをしてもらいたい。私は最高のスタイルを模索している。相手よりもポゼッションを支配することだ。たとえ、バルセロナが相手だろうと」

“BBCトリオ”に加えて中盤の人材が充実

“ティキ・タカ”と呼ばれる圧倒的なポゼッションを誇った黄金時代のバルセロナに対して、レアルは“BBCトリオ”と呼ばれるFWカリム・ベンゼマ、FWギャレス・ベイル、ロナウドの看板3トップを全面に押し出した高速カウンターを武器にしていた。だが、MFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロースという円熟味を増した両司令塔に加え、MFイスコ、MFマルコ・アセンシオら高い技術を誇るタレントも台頭。ポゼッションスタイルを極めるための人材は揃っている。

 そしてジダン監督は今季、スタイル変更へと一気に舵を切るつもりだという。3シーズン目を迎えているジダン体制のレアルは、新たなステージへと足を踏み入れるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images