はみかんだ笑顔を見せてくれた竹内涼真/写真=山田大輔

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「理想の彼氏」として女性のハートをガッチリつかんでいる竹内涼真。朝ドラ「ひよっこ」では御曹司・島谷純一郎役を、そして現在は「過保護のカホコ」(日本テレビ系)でバイトを掛け持ちする苦学生・麦野初役を好演中。真逆のキャラクターながら、ヒロインの初恋の相手という共通点からファンの間では「島谷派or麦野派」という論争も巻き起こるほど。主演を務めた「仮面ライダードライブ」(2014〜15年テレビ朝日系)からまだ3年に満たない短期間で、人気・実績ともにスピード躍進を果たしている。

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「周りからもよく順調だねと言われるし、すごくありがたいと思ってます。コツコツ下積みをするのも大事ですが、僕はスタートが遅かったので」。 芸能界入りをしたのは20歳。10代でデビューしている同世代も多いだけに、早い方ではない。それ以前はサッカーに打ち込み、将来を期待された選手の一人だった。「メインの役をいただけたら怖じ気づかずに飛び込んで、実践で芝居の質を上げていきたいですね。24歳だしまだまだ先はあるぞ、って思ってます」

夢破れたものの、スポーツに打ち込んだ経験は、堅苦しくない礼儀正しさや爽やかなノリの良さ、そして応援してくれる人への感謝といった宝物を彼に残した。共演中の時任三郎もツイッターで「(竹内は)現場で愛されている」とつぶやいたように、年齢性別を超えて好感度は抜群だ。「うれしいですよね。時任さんとはあまり絡みのシーンは多くないんですけど、そういうふうにいってくださるって。『カホコ』の現場って、スタッフもキャストもすごく仲がいいんですよ。みんなでBBQをやったこともあったし、前

室でもいつもたわいもない話で笑ってたり、誰もが距離感なくフランクに話せるんです。本当に『カホコ』は楽しいチームです!」

現場の雰囲気の良さは、映像にも現れるもの。ドラマもいよいよクライマックスに突入。麦野への恋をきっかけとしたカホコの急成長と共に家族の問題も浮き彫りになり、目が離せない。「このドラマってコメディーに包んで描いてるけど、実はすごくシリアスなんです。一見、カホコの家は仲良し家族のようだけど、本当はずっと潜在していた問題に目を背けてきただけで。大人ならそれを取り繕うことができるし、カホコはカホコで子どもみたいに純粋だから疑うことを知らない。でもカホコもその問題に気づいてしまいます。ラストに向けて、麦野を追い抜く勢いのカホコの成長に注目してもらいたいです」

ちなみに竹内自身は長男かつ初孫ということで、「家族全員から愛されて育った」と振り返る。「でも過保護とも違うんです。うちは母親が厳しかったんですが、 でも、そのおかげで自制心がついたと思いますね。例えば時間を守るとか、目上の人を敬うとか。父親とは今はよく飲みに行く仲です。仕事仲間はスケジュールがなかなか合わないけど、一番気を使わずに誘える相手なので。父親も『共演してた○○さん、綺麗だった?』とか聞いてきたり、やっぱりそこは男同士ですね(笑)。母親の誕生日には、僕のお給料でちょっといい懐石料理屋さんに行きました。デビュー当時は両親からよく『最近どう?』と聞かれてたけど、最近はそういうことも言われなくなったので、ようやく少しは安心させられてるのかな、と思ってます」

屈託のない人柄は、家族に愛される中で育まれたもののよう。ドラマも佳境だが、「泣いているカホコに胸を貸す」「カホコの両親に交際宣言」など数々の名シーンを残してきた本作。「期待以上のものに仕上げていきます!」と頼もしく宣言してくれただけに、ラ

ストまでキュンキュンは止まらなそうだ。