札幌がホームで磐田に逆転勝利

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[9.9 J1第25節 札幌2-1磐田 札幌ド]

 14位北海道コンサドーレ札幌がホームで6位ジュビロ磐田と対戦し、2-1で逆転勝利を飾った。札幌はリーグ戦で今季初の2連勝を達成。先制したゲームで今季10勝1敗と強さを見せていた磐田は、5試合ぶりの黒星となった。

 札幌は前節・仙台戦(1-0)から先発1人を変更。MF菊地直哉に代わり、負傷明けのDF横山知伸が6試合ぶりにスタメン復帰した。また、タイ代表としてW杯アジア最終予選2試合に先発したMFチャナティップが移籍後7試合連続スタメン。フォーメーションは、チームトップの6得点を記録しているエースFW都倉賢を1トップに据えた3-4-2-1で臨んだ。対する磐田も前節・神戸戦(2-1)からの入れ替えは1人。MF上田康太に代わり、前節欠場のMF中村俊輔がスタメンに戻った。

 桐光学園高出身の俊輔と札幌DF福森晃斗の先輩後輩対決にも注目が集まった一戦。俊輔が相手のプレスをいなす巧みなキープを見せれば、福森もCKで正確なキックを披露する。しかし、両チームとも守備の集中力が高く、序盤は堅い展開となった。

 それでも前半15分に福森の右CKのこぼれ球から横山が惜しいボレーシュートを放つと、徐々に試合が動き出す。同22分には磐田に左CKのチャンス。俊輔の左足のキックはフィニッシュにつながらなかったが、二次攻撃から右足で再びクロスを送る。頭で跳ね返そうとした横山のクリアミスがゴール左に向かうが、GKク・ソンユンがビッグセーブ。さらにPA内左でこぼれ球を拾ったDF高橋祥平がキープから左足で折り返し、ウズベキスタン代表帰りのMFムサエフが至近距離から左足でシュートを放つ。しかし、これもGKク・ソンユンに阻まれた。

 ピンチをしのいだ札幌は前半25分に左CKを獲得。キッカーの福森が左足でピンポイントクロスを送り、ニアでFWヘイスが豪快に頭で合わせるも、わずかに枠の左へ外れる。すると、直後に磐田が先制に成功した。同26分、FW川又堅碁とのパス交換からMFアダイウトンがPA内中央へ抜け出すと、後ろから横山に倒されてPKの判定。キッカーを務めた川又はGKク・ソンユンの逆を突いて左足でゴール右に沈め、同27分に磐田が均衡を破った。

 札幌は失点後も下を向かずに攻撃を仕掛け、前半40分に追いつく。右サイドのMF早坂良太がスピードに乗った仕掛けから、相手DFとGKの間にグラウンダーの速いクロスを供給。マークを振り切ってファーに走り込んだ都倉が左足で合わせ、6試合ぶりのゴールで今季7得点目とした。8月28日に第1子の誕生を発表していた都倉は得点後、駆け寄ったチームメイトとともにゆりかごパフォーマンス。前半はそれ以上スコアが動くことなく、1-1で終了した。

 良い時間帯に追いついた札幌は後半も勢いよくゴールへと迫る。後半9分にはヘイスが頭で裏へ流したボールに都倉が反応し、PA中央のギリギリ外でDF大井健太郎ともつれて転倒。都倉は決定機阻止によるカードを要求したが、先に都倉が手を使って大井を倒していたこともあり、不可抗力でのファウルと見られたのか、主張は認められなかった。

 良い位置でFKキッカーを担ったのは福森。自チームの抗議などで時間が空き、後半13分に左足で直接狙うが、鋭い弾道のシュートはジャンプした壁に阻まれる。プレーが切れた直後、左利きのプレースキッカー同士である福森と俊輔が談笑する場面も見られた。

 後半23分には磐田がPA後方中央のやや遠めの位置でFKを獲得。だが、俊輔が左足でゴール左を突いたシュートはGKク・ソンユンに弾き出される。勝ち越しを目指す札幌は同20分、エースの都倉に代え、古巣対決となるFWジェイを投入。前線をヘイスとジェイの2枚にすると、同31分にはヘイスの落としからMF兵藤慎剛が右足で強烈なミドルシュートを打つも、GKカミンスキーにキャッチされた。

 磐田も後半29分にDF櫻内渚とMF太田吉彰、同37分にアダイウトンとMF松浦拓弥を交代。しかし、札幌が同38分にMF宮澤裕樹を下げてMF小野伸二を投入すると、この37歳のテクニシャンが仕事を果たした。同40分、チャナティップが縦パスを入れ、小野が右足の柔らかいワンタッチパスで左へ展開。タイミングよく駆け上がっていたMF石川直樹が折り返し、最後はニアのヘイスが右足で押し込んだ。

 ヘイスは3試合連続ゴールで二桁となる今季10得点目。後半43分にアシストの石川に代えてMF荒野拓馬をピッチに送り出すと、磐田も同44分にムサエフとの交代でMF上田康太を投入するが、試合は札幌が2-1でリードしたままタイムアップを迎えた。


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