8日、韓国・ニュース1は、北朝鮮が最近、地下ミサイル発射台と思われる施設の補修作業に入ったとする米国・自由アジア放送の報道を伝えた。この報道を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。

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2017年9月8日、韓国・ニュース1は、北朝鮮が最近、両江道(リャンガンド)三池淵(サムジヨン)郡の地下ミサイル発射台と思われる施設の補修作業に入ったとする米国・自由アジア放送(RFA)の報道を伝えた。

RFAによると、両江道の消息筋は「今年4月から第1工兵局が動員され、三池淵地区と胞胎(ポテ)労働者区の間に位置する地下ミサイル基地の補修工事に入った」とし、「三池淵地区建設資材として偽装された鉄筋とセメントが深夜に、密かに基地に搬入されている」と述べた。

消息筋は「補修工事に使われる資材を載せて基地に入った車両は、出てくる時、『白頭山1号』ミサイルを分解した部品を載せてくる」と説明した。旧型の準中距離弾道ミサイル (MRBM) 「白頭山1号」(テポドン1号)を、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14型」に代替するための作業という観測が出ており、両江道の別の消息筋は「今年から旧型『白頭山1号』弾道ミサイルを、新型『火星14型』に代替しているという情報を入手した」と語った。

さらに同氏は「三池淵郡の地下ミサイル基地はすべて標高2000メートル以上に位置している」とし、「標高2000メートルからミサイルを発射すれば標高が低い元山(ウォンサン、北朝鮮の江原道(カンウォンド)の道庁所在地)や、亀城(グソン、北朝鮮の平安北道(ピョンアンブクド)中央部にある市)から発射した時よりも、ミサイルをさらに遠くに飛ばすことができる」と述べた。

ニュース1は「最近、政界内外では、北朝鮮が政権樹立日(9月9日)を前後に、中距離弾道ミサイル (IRBM) 『火星12型』、ICBM『火星14型』、また、新たな潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試験発射を行うと予想するほど、北朝鮮の動きを注視する必要があるとする分析が出ている」と指摘した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「いつも注視するばかり」「言葉はもういい。行動で示せ」「そもそも、最初に北朝鮮が地下ミサイル基地を造る時に、韓国と米国は何をしていたんだ」「金正恩(キム・ジョンウン)の斬首計画を実施しろ」など、北朝鮮への挑発に対し、一向に動きが見えない軍や政府への批判の声が寄せられた。

また、「今度北朝鮮がミサイルを発射したら、国連の制裁だけじゃなくて、日本や韓国の核保有を容認するような動きになるかもな」と、核保有論に言及した声も見られた。(翻訳・編集/三田)