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BIRO JAPANは、着脱式バッテリーを採用した電動四輪のパーソナルコミューター「BIRO」(ビロ)の試乗会を開催しました。試乗レポートをお届けします。

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BIROは全長1,740mm、全幅1,030mmと、非常にコンパクトな一人乗り電動四輪パーソナルコミューター。可愛らしいデザインがイタリアっぽさを感じさせます。コンパクトさのイメージとしては、中型のスクーター程度が停められる場所なら難なく駐車できる感じです。

日本の道路交通法的には、ミニカー扱いで、一人乗り、普通自動車免許で運転できます。車検や車庫証明も不要なので、原付並みの維持費が可能としています。

ブラシレス48Vモーターを2つ搭載し、最高速度はおよそ45km/h。シフトはなく、セレクタースイッチにより低速走行、通常走行の2段階のスピード切り替えと、バックに加え、登坂時などでスピードが落ちないようアシストするブースト機能を備えます。

バッテリーは、固定式か着脱式かの2種類から選べます(どちらも同じ価格)。大容量固定式バッテリーは、100km以上の航続距離を持ちますが、充電はクルマまでケーブルを伸ばさなければなりません。着脱式バッテリーは、航続距離が55km以上と少ないですが、クルマから取り外して別のバッテリーと交換したり、部屋に持ち帰って部屋のコンセントで充電できます。

ボディタイプは、サイドドアがない「Summer(サマー)」と、サイドドアや、デフロスター(曇り止め)機能付きウィンドスクリーン、Bluetoothスピーカーなどが備わった「Winter(ウィンター)」の2種類。これらをベースにバッテリーを固定式にするか、着脱式にするか、カラーリングなどを選ぶなど、カスタマイズできます。

もっともシンプルなSummerベースの構成では、1,250,000円(税別)より。雨や冬など季節の影響を受けやすい日本ではWinterベースの1,500,000円(税別)からになることが見込まれます。

試乗した感想は、思いの外パワーもあり買い物に出かけるなどのちょっとした外出では十分使えそうな印象でした。坂道では急激にスピードが落ちますが、「ブースト」ボタンを押すことでパワフルなアシストが得られグイグイ登ります。


小径ホイールであることと、サスペンションもそれなりということで、路面の凹凸などは拾いやすいと感じます。当初、着脱式バッテリーで55kmという航続距離は短いなと思いましたが、実際乗ってみて長距離を長時間ドライブするのは少々辛いと感じました。

荷物に関しては、現時点では日本の道路交通法にて1人乗り限定なので、助手席に荷物を置くことができます。それ以外にも、外側にキャリアーを設置して荷物を固定したり、専用のコンテナを取り付けることもできます。

カーナビなどはありませんが、スマートフォンホルダーとUSB充電器が備わっているので、スマートフォンを設置してナビとして使用することができます。また、WinterモデルではBluetoothスピーカーが付属するので、音楽をかけたりハンズフリー通話や、ナビの音声を再生するなど必要な装備をスマートフォンで補完することが可能です