北朝鮮の国旗(2017年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国は8日、国連安全保障理事会(UN Security Council)で11日に北朝鮮への制裁を強化する決議案を採決するよう正式に要請した。

 米国は北朝鮮への石油の禁輸、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の資産凍結、北朝鮮製繊維製品の輸出禁止、外国にいる北朝鮮労働者の雇用禁止などを盛り込んだ制裁決議案を配布している。中国とロシアは8日の専門家会合で、繊維製品の輸出禁止には賛成したが、それ以外の制裁措置には反対した。

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は先に、北朝鮮に核兵器とミサイル開発による挑発をやめさせるには政治プロセスの再開に向けた取り組みを強化する必要があると指摘し、圧力は協議再開とバランスを取りながらかけていくべきだとして、安保理での決議案採決は時期尚早だとの考えを示している。

 米国が提案した決議案は北朝鮮に対するものとしてはこれまでで最も厳しい内容で、6度目の核実験を実施した北朝鮮政府に制裁を科すことを目的としている。中国とロシアは抵抗しているが、英国は賛成する意向を示している。

【翻訳編集】AFPBB News