鳥取県境港市の砂丘畑で8日、特産「伯州綿(はくしゅうめん)」の本格的な収穫が始まった。

 綿の取り入れは10、11月に最盛期を迎え、12月頃まで続く。

 この日午前、地域おこし協力隊員3人が、砂丘畑を白く彩る綿を一つずつ丁寧に摘み取る作業に追われた。

 伯州綿は、市農業公社が栽培に取り組み、協力隊が中心となって管理。今春は1・3ヘクタールに種をまき、7月中旬に綿の花が開いて収穫期に入った。3年目の協力隊員、岡部文(あや)さん(29)は「ふっくらとした美しい綿に育っています。今後も順調な収穫を期待しています」と話した。

 公社などによると、今季の作柄は平年並みで、約700キロの収穫を見込む。

 伯州綿は江戸時代、今の境港市など伯耆地方の特産品だったが衰退。市などが復活を目指している。