米原子力空母「ロナルド・レーガン」=8日、東京(共同=聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】米国の戦略兵器の朝鮮半島への展開で、これまでと違う動きが観測されている。

 これまで米国は北朝鮮が核実験などの大型挑発を行った際には、原子力空母や戦略爆撃機などの戦略兵器を直ちに朝鮮半島に展開し、けん制してきた。だが今回、北朝鮮が3日に6回目の核実験を実行してから6日が過ぎた9日現在、戦略兵器がいつ朝鮮半島付近に到着するか分からない状態が続いている。

 日本メディアは米海軍横須賀基地に配備されていた原子力空母「ロナルド・レーガン」が8日正午すぎに出港したと報じたが、目的地は明らかにされていない。一部メディアは同艦がミサイル発射や核実験などの挑発を続けている北朝鮮をけん制するために朝鮮半島の周辺海域で警戒任務に当たると報じた。

 韓国軍の関係者は「ロナルド・レーガンがいつ朝鮮半島に出動し、海軍と合同訓練をするのかに関する計画はまだない」とし、「米側から空母が出港したかどうかなどの通知もまだない状況」と話した。

 北朝鮮による6回目の核実験を受け、韓米の軍制服組トップの鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長とダンフォード米統合参謀本部議長は電話会談を行い、最も早い時期に韓米の軍事対応策を講じて実行することで合意した。

 合同参謀本部の関係者は合意後、「両国が取る軍事的対応策を現在、実務レベルで協議中」と説明するにとどめ、慎重な姿勢を見せている。

 軍の消息筋は「米国は北が挑発するたびに戦略兵器を朝鮮半島に展開させることは、北の挑発の抑止に効果があまりないと認識しているようだ」とし、「戦略兵器を北の挑発の有無と関係なく定期的に展開する方向に変えようとしているようだ」と話した。

 別の消息筋は「韓米が戦略兵器を定期的に朝鮮半島に展開し、北に圧力を加えるプランを協議しているものと承知している」とし、「例えば年間で決まっている合同演習だけでなく、それとは別に演習の日程を立て、その際に攻撃的な戦略兵器を大量に投じる方向で意見を調整しているようだ」と話した。