県民の安全を守るために尽力している警察官を表彰する「第40回埼玉県民の警察官」(産経新聞社主催)の選考委員会が8日、さいたま市浦和区の県公安委員会会議室で開かれ、受章者に県警留置管理課の鎌田靖幸警部補(58)▽浦和東署地域課の前田祐二警部補(59)▽蕨署交通課の村田良男警部補(59)▽狭山署交通課の坂口政人警部補(59)−の4人が選ばれた。

 今年は40回記念となるため、受章者は例年の3人から4人となった。表彰式は11月28日、プリムローズ有朋(同市浦和区)で行われる。

 「県民の警察官」は、長年にわたって治安維持の第一線で活躍してきた警察官に贈られる。(1)53歳以上59歳以下(2)勤続25年以上(3)警部補以下の階級(4)勤務成績が優秀(5)警察本部長優秀職員表彰歴がある−に該当する警察官199人の中から、県警が総合的に判断し、特に優秀な5人を最終候補者として絞り込んだ。

 選考委員会では病気で欠席した尾崎正義選考委員長に代わり、吉浦伸和知事室長が委員長代行を務めた。まず、榊原範人訟務官から各候補者の功績などが説明された後、選考委員が意見を交換し合い、「甲乙つけ難い」「(受章者を)5人にしてもらうのが1番いいのだが」などの声が上がった。厳正な審査の結果、4人の受章が決まった。(宮野佳幸、飯嶋彩希)

 【選考委員】尾崎正義・埼玉大学学長特別補佐(選考委員長)▽吉浦伸和・知事室長(委員長代行)▽木村健司・県公安委員長▽高橋福八・県警察官友の会会長▽杉内由美子・県警警務部長▽佐伯保忠・県警監察官室長

 ◆県警留置管理課・鎌田靖幸警部補(58) 昭和53年に県警に入り、20年2カ月勤めた総務・警務部門を中心に活躍。県警留置管理課や各署の留置管理課において、留置管理の各業務を担当し、後進の育成にも熱心に取り組んだ。現在は県警留置管理課護送第三係長として、適正な留置管理業務の推進に取り組んでいる。本部長表彰5回、平成8年に優秀職員表彰。

 ◆浦和東署地域課・前田祐二警部補(59) 昭和52年に県警に入り、26年2カ月勤めた刑事部門を中心に活躍。年々悪質、巧妙化する厳しい犯罪情勢の中、主として殺人や強盗事件などの重要凶悪犯罪の捜査に従事、多くの事件を解決に導いてきた。現在は浦和東署地域課地域総務係長として、県内の治安維持に貢献している。本部長表彰16回、平成21年に優秀職員表彰。

 ◆浦和東署地域課・前田祐二警部補(59) 昭和52年に県警に入り、36年3カ月勤めた交通部門を中心に活躍。交通機動隊、各署の交通課で交通指導と取り締まり業務を担当した。旺盛な勤務意欲と知識、経験をもって県内の円滑な交通の確保に貢献。現在は蕨署交通課交通総務係長として県内の治安維持に貢献している。本部長表彰9回、平成9年に優秀職員表彰。

 ◆狭山署交通課・坂口政人警部補(59) 昭和52年に巡査を拝命。30年3カ月勤めた交通部門では、特に県警高速隊、交通規制課、各署の交通課で、交通指導や取り締まり、交通管制の業務を担当し、悪質運転者の検挙などに積極的に尽力。現在は狭山署交通課交通規制係長として若手の育成にも熱心に取り組んでいる。本部長表彰6回、平成28年に優秀職員表彰受賞。