「イルマ」フロリダ州上陸へ、テーマパーク休業相次ぐ

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[ハバナ 8日 ロイター] - 大型ハリケーン「イルマ」は8日、強い勢力を保ったままカリブ海を通過しており、キューバなどを直撃した後、10日に米フロリダ州に上陸すると見られている。

米国立ハリケーン・センター(NHC)は8日朝、「イルマ」の勢力を5段階中最強の「カテゴリー5」から「カテゴリー4」に格下げたものの、風速は毎時155マイル(250キロ)と、依然として強い勢力を保っている。

NHCが米東部時間午後2時に発表した情報によると、「イルマ」の中心はフロリダ州マイアミの南東約380マイル(610キロ)の海上にある。

ハリケーンが接近するなか、フロリダ州のスコット州知事は避難地域の住民に対し速やかに避難するよう呼び掛けている。トランプ大統領も録画メッセージで今回のハリケーンは「歴史的な破壊をもたらす恐れがある」とし、被害を受ける可能性のある地域の住民に対し政府当局の助言に従うよう呼び掛けた。トランプ氏が同州パームビーチに保有する別荘「マールアラーゴ」も避難対象地域に指定されている。

フロリダ州ではハリケーン直撃に備え、ウォルト・ディズニー・ワールドが州内のテーマパークを10日と11日は休業するほか、ケーブルテレビ大手コムキャスト<CMCSA.O>が保有するユニバーサル・オーランド・リゾートも9日は通常より早く営業を終了し、12日まで休業する。シーワールド・エンターテインメント<SEAS.N>もオーランドのテーマパークを同期間休業する予定。

影響は近隣州にも広がっており、ノースカロライナ、サウスカロライナ両州の知事は来週初めにかけて大雨に見舞われる恐れがあるとして住民に警戒を呼び掛けている。

「イルマ」の被害でこれまでに21人が死亡。米国は2週間前に死者約60人を出した大型ハリケーン「ハービー」に襲われたばかりで、連邦緊急事態管理庁(FEMA)は大規模な対応策を用意し度重なるハリケーン襲来に備えている。

*写真を付けて再送します。