総社市のシンボル・備中国分寺五重塔(同市上林)の前に、水田に映った逆さの五重塔に見立てて植えた赤米のイネが赤く色づき見頃を迎えている。

 11〜17日には「赤米フェスタ2017」が繰り広げられる。

 総社吉備路商工会が2年前から、市伝統の古代米である赤米のPRも兼ね「水面に映える五重塔の姿をイメージした植え方を」と実施。

 イネの塔の長さは本物の五重塔と同じ35メートル。横幅は15メートル。遠近感などによって高い場所から見る方が“逆さ五重塔”が実感できる。

 8日には同商工会が高所作業車を用意し、有料の撮影会を開催。申し込みのあった約50人の写真愛好家がアームの操作によって最高15メートルの位置から撮影を楽しんでいた。

 同商工会では「赤色に見えるのは出穂直後の今だけ。間もなくすると茶色くなるので、お見逃しなく」とアピールしている。

 同フェスタでは、見頃の時期である会期中の午後6〜9時に赤米の田んぼをライトアップ。16日夕方からは隣の広場でメイン行事の「ヒカリノミ・コンサート」が開催され、歌手の相川七瀬さん、加藤登紀子さん、中村あゆみさんら4人1組が熱唱ライブを行う。当日は赤米のスイーツなども販売される。

 入場には同フェスタのオリジナル手ぬぐい(千円)の購入が必用。問い合わせは同市商工観光課(電)0866・92・8277。