東西本願寺が消防訓練で“激突”する「下京自衛消防隊訓練大会」が8日、京都市下京区の西本願寺で行われた。

 注目の一騎打ち「小型動力ポンプの部」は、大会史上初めて女性が隊長として参加した西本願寺に軍配が上がった。

 大会は昭和50年に始まった恒例行事で、今年は区内41事業所の450人が参加し、4部門で日頃の訓練の成果を披露した。

 小型動力ポンプの部は4人1組で55メートル先の標的に放水し、早さや技術の正確さなどを競う。東西本願寺の双方の職員らが声援を送る中、隊員たちは気合の入った掛け声を出し合い、鍛え上げられた動作でポンプと3本のホースをつないで手際よく放水した。

 西本願寺の勝利は6年連続で、平成16年以降の戦績は、西本願寺10勝、東本願寺4勝(1回は不戦勝)となった。初の女性隊長となった西本願寺の永田沙希さん(28)は「100点満点の内容でした。今後も東西本願寺が切磋琢磨(せっさたくま)して地域のために防火意識の向上に尽くしたい」と笑顔を見せた。