J1最多の連続フルタイム出場の記録を更新中の中澤。川崎戦も熟練のディフェンステクニックでゴールに鍵をかけたい。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 中断期間前の24節・FC東京戦は、1-0で勝利。まだ気が早いと思いつつも、これで14試合負けなし、クラブタイ記録の5試合連続無失点、順位も2位に浮上しただけに、聞かずにはいられなかった。

 
――優勝の二文字も見えてきたのでは?
 
 こちらの質問が言い終わらぬうちに、中澤佑二はピシャリとはねのけた。
 
「まだ早い。まだ早い」
 
 しかし、すぐにこう続ける。
 
「フロンターレに、内容を伴って勝てたのであれば……。優勝の二文字が少しずつ、近づいてきてるなって思えるかもしれないけど。
 
 でも、まだまだ。鹿島戦もあるし、ガンバ戦もあるし、セレッソ戦もあるし、レイソル戦もある。チームとして完成しているところと、まだ対戦していないので。まずフロンターレに勝つことで、一歩前進できるかなと思う」
 
 横浜の今季を占ううえで、敵地で迎える川崎との神奈川ダービーはひとつの試金石となる。前回対戦では、鉄壁の守備で相手の攻撃をシャットアウトし、2-0の完勝を収めている。それだけに、良いイメージで試合に臨めるはずだ。
 
 今回も伝統の『堅守』をベースに、鋭利なカウンターで仕留める――確固たるスタイルで勝利を掴み取り、終盤戦に向けて勢いを加速させたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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