8日、韓国・ニュース1によると、6回目の核実験など北朝鮮の挑発が続く中、韓国の「核兵器保有」に国民の10人中6人が賛成するという調査結果が出た。写真は南北境界の板門店。

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2017年9月8日、韓国・ニュース1によると、6回目の核実験など北朝鮮の挑発が続く中、韓国の「核兵器保有」に国民の10人中6人が賛成するという調査結果が出た。

市場調査会社・韓国ギャラップが、「韓国も核兵器を保有しなければならない」とする主張に対し、賛否を確認したところ、回答者の60%が「賛成」、35%が「反対」の意思を示した事が明らかになった。

年齢別にみると、20代は57%が核兵器の保有に反対しており、30代と40代は賛否の差が10ポイント以内と拮抗した。50代以上は約80%が賛成だった。ギャラップによると、この結果は、13年2月の3回目、16年9月の5回目の核実験直後と同様の傾向を示している。

米国の一部で議論される「北朝鮮への先制攻撃」へは、回答者の33%が賛成し、59%反対した。 7%は意見を留保した。先制攻撃への賛成は男性40%、女性27%で性別による違いがみられた。年齢別では、20代と60代以上は、40%前後が賛成だった。

今回の北朝鮮による6回目の核実験が、朝鮮半島の平和に及ぼす脅威の程度について聞いた結果、「非常に脅威」が54%、「やや脅威」が22%など、全体の76%が脅威と認識した。「あまり脅威ではない」は15%、「全く脅威ではない」は5%、4%は意見を留保した。

また、北朝鮮による戦争挑発の可能性には、「非常にある」が13%、「ややある」が24%など、37%が「可能性がある」と答え、「あまりない」が36%、「全くない」が22%と、半数以上の韓国国民は、戦争の可能性がないと考えていることが分かった。

ギャラップは「これ(調査結果)は、6回目の核実験まで強行された現在、韓国国民の対北朝鮮認識が、かなり冷ややかである事を示している」と分析した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「韓国にも北朝鮮と同等または、それ以上の核兵器が必要」「いつかは、核保有をするべきだが、現実的に米国がOKするか?」「独自核開発しかない」「ただ座して、核にやられるような事があってはならない」など、核武装への肯定的な意見が多く寄せられた。

その一方で、「核兵器はもう増えてはいけない武器だ。人類の未来のためにも、核を持ってはならない」と、核武装へ警鐘を鳴らす声もみられた。(翻訳・編集/三田)