このレア度が堪らない!「極上ビーフヘレカツサンド」(1人前2,100円、ハーフ1,050円)

手土産で大人気な『新世界グリル 梵 銀座店』の「ビーフヘレカツサンド」。

もちろん時間が経っても美味しいのだが、銀座に来たなら一度は店内で出来たてを味わってみて欲しい!

今回は店内で楽しめる「ビーフヘレカツサンド」の美味しさとともに、その旨さの訳を、作り方の工程を交えてお伝えしよう。



カウンター7席。確実に味わいたいならばオープン直後の11:00頃を目指すのがベスト。
揚げたてカツのレアさがそそる!
出来たての旨さを堪能せよ

言わずと知れた「ビーフヘレカツサンド」の名店『新世界グリル 梵 銀座店』。その店名の通り、本店を大阪は新世界、通天閣の袂に1963年から営業している老舗である。

銀座店が誕生したのは今から9年前のこと。関西から上京している近隣のサラリーマンを中心に話題が広まり、今では「ビーフヘレカツサンド」と言えばココの名を挙げる人が多い名店である。

手土産としてや、テイクアウトで出会うことの多い「ビーフヘレカツサンド」。店内で味わったことはないという人も多いのではないだろうか? そんな人こそぜひ店内で出来たてを味わってみて欲しい。



「グラスビール」(550円)を我満できなくなる最高の味わい。
ビールやワインとの相性も抜群!
平日昼からグラスビールの注文必至

実際に『新世界グリル 梵 銀座店』を訪れる客層を見ていると、小さな子連れのお母さんから50代〜60代まで、実に幅広い年代に愛されていることがわかる。

銀座の買い物帰りにふらっと立ち寄ってランチとして「ビーフヘレカツサンド」を食べていく人も多いそう。

「同店のヘレカツサンドはお酒との相性も抜群なんです」と語るのは店長の小林さん。

近隣に勤める人がランチで食べに来た時などは、「あーやっぱり我満できない!グラスビール下さい!」と食べ始めてからビールを注文する人がいるほどだとか。



テイクアウトでも出来たてを注文することが可能。店内で食べる程は時間がないときは、この方法で出来たてを味わってみて
この美味しさはこうして生まれる!
丁寧な仕込みに隠された匠の技

そんなビールとの相性抜群の「ビーフヘレカツサンド」。実は、創業当時から値段も変わっていないというから驚きである。

それは牛ヒレ肉をブロックで仕入れて、筋を外す工程を全て店で行うことで、実現しているそう。今回は価格を変えずに伝統を守り抜く、ビーフヘレカツサンド作りの全行程を見せてくれた。

お酒が進む味の訳から、決して重たく感じないクセになる味の秘密などを見ていこう。


大人気ビーフヘレカツサンドの工程を大解剖!



牛ヒレ肉の塊を写真の様に筋が残らないようカット余分な部分をカット。

柔らかくジューシーな食感はこの工程で生み出されている!



一枚サイズに切り分けた牛ヒレ肉は1日寝かされキュッと身を締め、ブラックペッパーで下味を付ける。

これがカツサンドになったとき、味にパンチを与えてくれるのだ。



小麦粉をまぶしたら、卵、小麦粉、塩胡椒、ナツメグ、チーズなどを配合した特製のつけダレにダイブ。

このタレがしっかりと味のついた衣の美味しさを作り出している一番の要素だ。



自家製パン粉を付ける。最初フワッとパン粉をかけた後、しっかりと両手でプレスしてパン粉と肉を馴染ませる。



この状態で半日寝かせる。カツに必要不可欠な肉と衣の一体感を生み出すのは、この工程。

数時間寝かせることで、肉と衣の馴染みが増し、揚げたときに剥がれてしまうことがないという。



注文が入りパンをトースターで焼き上げと同時に揚げ始める。3分という目安はあるもののその日の気候や肉質によっても異なる。

揚げの音、色味を見ながら感覚を研ぎ澄ませながら揚げるという。



ヘレカツにソースを付けるのではなく、食パンに付けるのもこだわりのひとつ。こうすることで衣のサクサク食感を保つことができるのだ。



パンの耳を落として、切り分け完成。この落とした耳を使用してパン粉は作られている。



銀座店 店長の小林さん。朝6時頃から仕込みを開始し、時間をかけて丁寧に作り上げていく。

ヒレカツサンドの命といえるソースにも絶品。鶏ガラをベースに玉ねぎ、ニンジン、生姜、セロリ、キャベツなど豊富な野菜と果物を使用。そこにコクを出すためにセリ酒、トマトソース、ウスターソースを加えて約1週間煮込んで作られるという。

この手間暇かかったソースは、ヘレカツサンドの味を邪魔することなく旨みだけを後押ししてくれるのだ。

「からしを付けて食べると、また違った美味しさを楽しめますよ」と店長の小林さん。ビールと合わせたり、からしをつけたり。

銀座を訪れたならイートインでできたての「ビーフヘレカツサンド」を味わってみてはいかがだろう?